L’Alsaco –体が芯から温まる本格的なシュークルート。

 「最近、おいしいシュークルートを食べさせてくれる店が少なくなった」と嘆いている人は迷うことなく、この店です。こぢんまりとした店構えで、サービスも心がこもっている。
 アントレ+メインのシュークルート+自家製のシャーベットやタルトなどのデザートで19€(夜は20€)というコースもおすすめだが、シュークルートの全容を味わい尽くしたい人は、おなかを空かせて出かけて “Formidable” (19€)だ。
 そばの実も使ってあるという特製ビールを飲みながら(うまい!)、二人だったので “Formidable”と “Maison”(14€)をとることに決めた。
 お店の人は、冷めないようにという心遣いだろう、二人の注文を一緒にし、2回に分けて出してくれた。第1ラウンドは、燻製豚のフィレ肉、ベーコン、ソーセージ2種類にシュークルートとジャガイモ。(写真参照)。アルザス名物の辛いホースラディッシュも添えられている。
 シュークルートは、酸味が過度でなく、歯ごたえも残っていてみごと。第2ラウンドはハーブがきいた柔らか風味の白ソーセージ、黒いブダン、焼きセルブラソーセージ、それにすね肉。これが素晴らしい! とろけるようになるまで煮込んでから、オーブンで表面をカリッと焼いてある。ワインはピシェで頼んだリースリング(9€)。
 ぺろりと二人で平らげて、女主人に「ブラボー!」と褒められてしまったが、食べごろというマンステールチーズはもう入らない。ブルーベリーのタルトを二人で一つとって、楽しむことにした。(真)



*10 rue Condorcet 9e 01.4526.4431
M。Poissonniere 土・月の昼および日休