フランスの人気宝くじ、あれこれ
カジノの軒数が166軒と、アメリカに次いで世界第2位のフランス。LOTOをはじめ数々の宝くじを発行する「フランセーズ・デ・ジュ」は、800人以上の社員を抱える大公社。同社調べではフランス国民ひとりが、一週間に2.32をクジに使う…。ということは年間約1002(競馬を入れたらもっとすごい金額になる)!フランスでこよなく愛されている宝くじをいくつか。
百万長者になろう!ーミリオネール
スピードくじの中では一番人気のミリオネール(2euros)。3つ同じ金額が出ればその金額が当たる。
テレビマークが3つ出たら、テレビ出演で、最高百万eurosが当たる。
スピードくじ
キャッシュ、ラ・ベデ・キュルト(人気漫画くじシリーズ)、ソリテール(2euros)、ゴール、ニュメロ・フェティッシュ(1euros)。
3つ同じ数字が出てくれば、その額の賞金が当たる・・・というようなルールはほとんど共通しているスピードくじ。2eurosのクジよりも1eurosのクジの方が売上げが伸びている。
おなじみ−ロト
フランスで最もポピュラーな宝くじ。1〜49の数字の中から、6つ選ぶ。最高賞金およそ7600万euros、「スーパー・ロト」になると1億5000万euros。結果は毎週水・土曜の夜発表。賞金を山分けする殊勝な人は、賞金を受け取る際に、分配者の名前を登録すれば税金が課されずに済む。
分割で賞金を貰うータコタック
スピードくじで現金が3〜3000euros、またはテレビ出演が当たる。特徴は、テレビ出演のくじ引きで当たる賞金を、毎月800〜1500eurosに分割し4年〜10年間にわたって受給できること。90年代生まれのスピードくじが多い中、84年生まれの最古株。
5分ごとに勝負ーラピド
用紙に数字を記入、レジで登録・支払いをし、RAPIDO専用テレビで結果を見る。この間5分。朝6時〜23時58分までノンストップ。タバコ屋のレジの順番待ちでイライラしている輩は、RAPIDOの登録待ちのことが多い。20の数字から8つ選んだ数字のうち最低5つを当てる。他のクジより数字が当たる快感が得られ、ハマりそう。LOTOの次に人気のくじ、というのも納得。12から賭けられ、賞金1〜50,0000euros。
(美)のこの日の収支計算
RAPIDO 14 euros 8 euros
LOTO 4.4 euros 0
競馬6 euros 0
スピードくじ14 euros 8 euros
飲み物26 euros
合計64.4 euros 16 euros
すったお金48.4 euros
ロトミッシェルさん
●いつから?
1974年か75年にロトが始まった頃から続けている。
●予算と頻度は?
毎週水曜と土曜の参加で4e。
●今までの成績は?
4つの番号が揃ったことが2、3回。3つの番号が揃うのはしばしばあるが、賞金はたったの2〜3e。
●独自の必勝法は?
いつも同じ番号で臨む。とはいえ、ナンバーサービスには登録せず、必ずタバコ屋で購入。この雰囲気を楽しむことが大事。スーパーロトのときは、機械がアトランダムに番号を選んでくれるフラッシュでも挑戦。
●その魅力は?
当たったら何に遣おうと、買う度に夢をみれるのがいい。当たったら?パリのセーヌ沿いに大きなアパルトマンを買って、ブリストルにも家を1軒建てて…