Klein Holland — アムスのカフェ・ブランを思い出す。

 アムステルダムの街の各所にある〈褐色のカフェ café brun〉は、どこかなつかしい感じのする店内、柔らかな照明、厚い木のテーブル、おいしいビール、そして和気あいあいの雰囲気を持っている。そんな気分をパリで味わいたくなると、マレ地区にあるこのお店に出かけて行く。
 カウンターでのオランダ語の会話などを耳にはさみながら、ふだんは Grolsch(ラガー 2.75€)、Korenwolf(白ビール 3.5€) といったオランダ産生ビールを飲みながら、Assiette mixeを注文する。これは、さまざまな風味のクリームコロッケやソーセージの揚げ物の盛り合わせで、甘いプラムソースあるいはマスタードをつけながら食べると、ビールのおつまみに最適。暑い日だったので、オランダ名物のクリームスープは断念し、二人でこの揚げ物盛り合わせの〈中〉(7€)を一つとって前菜がわりにした。
 メインはシーフードのミックスサラダ(8€)にも食指が動いたが、友人は子羊のもも肉のステーキ(12€)、ボクは、元オランダの植民地だったインドネシア料理の影響を受けているKip sate(11€)をとった。トリの串焼きに、こってりとした、ちょっとお味噌を思わせるような甘辛いサテソースがかかっている。くだいたピーナッツも振りかけてあって、香り高く、うまい。サラダやフライドポテトもたっぷりなのもオランダ風だ。(真)

Assiette mixteの〈中〉をとると
揚げ物が15個。

*36 rue du Roi-de-Sicile 4e 01.4271.4313
無休 17h-02h(食事は18h30-22h30)