「大切な一票」「貴重な一票」

「大切な一票」「貴重な一票」などの言葉をマスコミで見聞するが、その言葉に慣れてしまいあまり実感がわかないのか残念ながら棄権する人が多い。海外からの一回目の投票は初めてでどうしてよいか分からず間に合わなかったので、二回目は早く投票準備を始めた。
 まず日本で居住登録していた地区の選管委に日本大使館から受け取った「在外選挙人証」を同封し手紙を出した。数日後日本から国際電話があり「正式な投票用紙請求書に記入して送って下さい。その用紙がないと投票用紙は送れません。今回は特別にその請求書をファックスしますから記入後返信して下さい」と言われた。選管委にすぐファックスしたがその後なかなか投票用紙は届かない。そんなある日、国際スピード便で選管から投票用紙が届いた。
 候補リストなどは入ってなかったので誰が立候補しているのか分からなかったが、今回は比例代表制で政党名・政治団体名だけで良いということだったので助かったが、これからはせめて大使館が現地の日系紙にでも候補者名か政党名を発表するか、在外選挙人登録者にそのリストを郵送したりすることはできないものだろうか。
 さっそく投票用紙を「書留」で選管に送った。無事間に合うことを祈りつつ…。国際電話、ファックス、国際スピード郵便まで使っての一票だったが、深く実感できた「貴重な一票」であった。(A. H.) 

※地方の総領事館では、パスポートと在外選挙人証だけで当日投票が可能ですが、パリなど首都では在住者数が多いため大使館での当日投票は不可能とのことです。(編集部)