ドキュメンタリー番組に力を入れるラ・サンキエーム。

 今年12月で国営のLa Cinquieme局が17歳になります。La Cinqui塾eの主な役割は、日本のNHK教育テレビのように視聴者に知識を与えることです。昨年の8月まで、La Cinquiemeは、Arteという文化を扱う仏独共同の国営テレビに属していましたが、政府は国営ネットワークのFrance Television(France 2、France 3)に結びつけることを決定しました。

 La Cinquiemeは、教育番組の枠の中で、フィクションも放映していましたが、France Televisionの一部になってから、そんなプログラムはなくなっています。「France Televisionに属することによって活動の方針は変わっています。我々の使命はオペラや映画を放送することではありませんが、本を読んだり美術館へ通う気をおこさせながら、芸術的感覚を養い文化的教育に参加することです」と、La Cinquieme社長のジャン=ピエール・コッテ氏が説明しています。

 この9月から、他局同様に番組が更新されましたが、ドキュメンタリーが重要な地位を占め、放送時間の中でのドキュメンタリーの割合は31%から41%になっています。その上、ドキュメンタリー制作に約2億フランを投資し、この分野でフランスのリーダーになりました。『Les ecrans du savoir』という15分番組は消えましたが、かわりに52分のドキュメンタリー番組が登場。歴史、社会、地理あるいはアートがメインテーマです。La Cinquiemeを見ながら、あらゆる世界を発見することに参加しているような気持になります。(クロード)