セゴレーヌ・ロワイヤル家族担当相は、父親にも2週間の産休を与える法案を発表。この法案には、出産からはじまる子育ては、男親、女親が義務と権利を同じように分かち合いながらおこなうべき、というロワイヤルさんの信念が反映しているようだ。 ロワイヤルさんの父は厳格な軍人、母は9年間で8人の子どもを産み(彼女は4人目)、子育てに専念した。彼女の姉妹たちも「娘を結婚だけにしばりつける教育の犠牲になりました」。彼女自身は、政治家への登竜門、国立行政学院を卒業し、81年にミッテラン前大統領の顧問に抜擢される。92年に環境相、97年からは学校教育担当相などを務め、単なる「美人」大臣にとどまらず、少しずつ実力を蓄えた。ただ、自分の管轄外のことにも口を出したりしてけむたがられるところがあり、2000年3月の内閣改造では、彼女向きに新たに用意された家族担当相に就任。 夫のオランド社会党書記長との間に4人の子どもがあり、大臣、母、妻という三役に全力を振るう。(真) |
![]() “”Mes sœurs ont été sacrifiées par cette éducation qui limitait l’avenir des filles au mariage.”
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