2000年のお祭り騒ぎ。


 大晦日の24時を境に飛行機が墜ちるだの、エレベーターが止まってしまうだの、
カードによる大晦日の現金引き出しが殺到し札の在庫が尽きるだの、病院でのコンピュータ装置が停止してしまうだの、ハイテクが素直に1999年から2000年に移行してくれるかどうかでみな戦々恐々。こうした未知数の問題は成り行きにまかせ、ここではフランスが国をあげて祝う2000年の催し物を紹介します。
「世界一大きな日時計」
 1913年以来のプロジェクトだった、コンコルド広場にオベリスクを使っての日時計。1999年6月から同広場の石畳に黄色の放射線が引かれており、オベリスクの影が2000年末まで時を記していく。
「セーヌに光り輝く橋たち」
 セーヌをまたぐ36本の橋がライトを浴び、その石の肌や骨格の美しさを最大限に浮かび上がらせ、詩情をさそう。
「コンコルド広場に大観覧車」
 2000年のアトラクションとして広場に高さ60mの大観覧車が設置される。ゴンドラには5カ国語の解説が付き、冬はガラス張りのカプセル式ゴンドラに。(20F/30F)
「2000年へとくぐりぬける”門”」
 凱旋門からルーヴルまで12の門が立ち鳥居をくぐるように人々は2000年に入っていく。地方都市でも広場や道路にシンボリックな2000年の門が立ちお祭り気分。
「5、4、3、2、1秒、ゼロ!」
 世界でもっとも美しい “婦人”、エッフェル・タワーの全身にからませた2万個のフラッシュがスパッー ! この閃光を合図にシャンゼリゼの11台の観覧車が始動 !
 クリエーターたちがそれぞれ趣向をこらした大輪が、ラップ、打楽器、手回しオルガンなどの狂騒楽に合わせて回転、牡丹雪が舞う大輪、まわりでアフロ・ラップミュージックで数千人が踊り狂う輪、インターネットによる世界からのメッセージを輝かせ回転させる輪、大画面に人々の日常の表情や2大戦の爆撃シーンを交互に放射する輪…、1時間半にわたって2000年のイベント「時間の回転」が繰り広げられる。この大スペクタクルに約150万人(!) の観衆が見込まれている。
「元日パレード」
 パリの目抜き通りを5000人のポンポンガールやバトントワラー、軽業師、道化師たちがブラスバンドに合わせて行進。「みどりの子午線」
 北はダンケルクからアミアン、パリを通ってカルカソンヌまで1000キロの子午線上に11月下旬から3月まで1万本の木が植えられ、2000年革命記念日の7月14日、この線上で住民の大ピクニックを計画 !!
「5月5日小沢征爾が野外コンサート」
 2000年の”子供の日”、エッフェル塔前のシャンドマルス公園で米仏友好を記念し小沢征爾がボストン、フランスの両交響楽団を率いて「自由」をテーマに公演。
「ジョニーはシャンゼリゼで」
 2000年6月10日、天下のジョニー・アリデーがシャンゼリゼを借り切って(?) 無料のコンサート。ヤッター !
 2000年のパリはなんて気前がいいんだろう ! (君)
*以上は1999年末現在の予定です。