OVNI 437 : 1999/5/15

●パリの高校生の40%が大麻を経験
4月28日に発表されたOFDT (麻薬及び麻薬中毒者研究所) の調査によると、パリの高校生の40%が大麻喫煙の経験があることがわかった。動機は、好奇心からが49.5%、パーティーで回ってきたが16.7%、気持ちがいいからが16.5%、友だちを真似てが10.3%。裕福で理解ある家庭の男子の喫煙率が高く、母親が仕事を持っている場合が多い。
●ローラーブレードで世界一周
4月29日、ファブリス・グロペーズさん(27) は、ローラーブレードによる世界一周を達成してパリに凱旋。平均一日9時間、3年間で2万キロを滑り抜いた。
●統一メーデーもコソボ紛争が焦点
5月1日、共産党系のCGT(労働総同盟)と社会党系のCFDT(フランス民主主義労働同盟)が16年ぶりに統一メーデー。パリでは、主催者側によれば3万人、警察発表では1万人が参加したが、NATO軍のユーゴ空爆を支持するCFDTと空爆に反対するCGTに微妙な食い違い。
●失業者減る
2月は失業者が増えて心配されたが、3月は37,900人減って、前月比1.3%減とうれしいニュース。とはいうものの失業者はフランス全国で2,865,900人、失業率は11.5%と高い。
●FNのルペン派、メグレ派共倒れ?
5月1日、国民戦線党 (FN) はメーデーに対抗して恒例のジャンヌ・ダルク祭。ルペン派とメグレ派に分裂以来初めての集会が別々に開催されて、それぞれ3000人が集まり、「欧州連合はアメリカ合衆国の手先」「移民の大侵入に反対」とアピール。5月11日、パリ大審裁判所は、メグレ派が “国民戦線” という党名とマークを使用することを禁止した。ルペン氏は「メグレ一派は死んだ」と喜びの記者会見。とはいうものの、昨年の国民議会選挙費用の国家補助金4100万フランは凍結されたままで、当面の問題は欧州議会選挙の資金難だ。
●郵便配達員になるのはむずかしい
5月2日、マルセイユでブッシュ・デュ・ローヌ県の郵便配達員採用試験が実施されたが、定員80名に対し7200名が受験という狭き門。バカロレアを取得してからさらに大学で4年学んだ人など、高学歴の受験者が半分近くを占めた。初任給は手取り6500フランだが「首切りがない安定した仕事だから」という声が強かった。
●官選知事は放火魔?
コルス島の海岸には、”パイヨット” と呼ばれ、ほとんどが不法建築の簡易レストランが多数ある。アジャクシオ近くの海岸にある、そのうちの1軒 “Chez Francis” が、4月20日未明に全焼。その後の調べで、ベルナール・ボネ官選知事 (98年2月に暗殺されたエリニャック前知事の後任として、任命された) に直属する憲兵隊のGPS (治安部隊) の5人が放火したことが、マゼール大佐らの自供によって明らかになった。知事職を解任されたボネ氏は、5月6日、パリのサンテ刑務所に拘留されたが、現職の知事が逮捕されたのはフランス史上初めてのこと。


prefet
内務大臣による指名後、大統領と首相の承認を得て任命される官選知事のこと。各県の中心都市には県庁pr伺ectureが置かれ、そこで官選知事は各省庁の代表として国に関連する行政事務を監督する。たとえば、外国人に滞在許可証を交付するかどうかの決定権も官選知事に属する。また、国家警察police nationaleと国家憲兵隊gendarmerie nationaleを指揮して、地域の治安維持に当たる。以前は中央集権制を象徴する存在であったが、1982年、ミッテラン政権は大幅にその権限を縮小し、地方行政の主導権を県会と県会議長に移行した。

 

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