ミッシェル・プラティニ Michel Platini W 杯フランス組織委員会会長 N° 417 1998-06-01 サッカーのW杯開催まであと10日、フランス全体がザワついている。その組織委員会のトップに立つのが、往年の名10番、ミッシェル・プラティニ (43歳)。比類ないテクニック、天才的ともいえる動きのヨミ、得点につながる数々の決定的なパス、見事に弧を描いてゴールに突き刺さるプレースキック… その優雅なプレイは今でも世界中のサッカーファンの脳裏に焼き付いている。1986年のW杯ではフランスチームの主将として活躍、準々決勝でブラジルを破って第3位になった。昨年シラク大統領とブラジルなど南米を訪問したが、市民やジャーナリストの人気はプラティニに集中し、「私は影が薄かった」とシラク氏。「曲は好きだが、あの歌詞は戦争を歌ったもの。サッカーの試合は戦争ではなく、友情の場」という理由で、国際試合前の国歌斉唱でラ・マルセイエーズを歌わないことでも有名だ。 (真) “…la musique est belle, mais je n’aime pas les paroles qui sont celles de la guerre. Un match de foot, ce n’est pas la guerre, c’est plutot une histoire d’amitié..” Recommandé:おすすめ記事 「断固とした」移民政策を続行する内相。 Jean Sarkozy– 親の七光りと批判を浴びた。 Francois Fillon 国民の支持率が高く、引き続き首相に就任。 Mathieu Bastareaud ─ みごとカムバック。6カ国対抗全勝優勝に貢献。 W杯とインターネット。 Nicolas Sarkozy– サルコジ大統領年頭の挨拶から。