ダニエル・コンバンディット Daniel Cohn-Bendit ドイツ緑の党ヨーロッパ議会議員 N° 416 1998-05-15 「68年5月から30年、これほど楽しいシンボルはないでしょう。ドイツで出馬すれば楽勝でしょうが、私はリスクを負うことを好むのです」と、今年のヨーロッパ議会選挙でフランス緑の党から出馬することに熱心なダニエル・コンバンディット氏。 ナチスを逃れてフランスのモントバン市に住んでいたドイツ人家庭に生まれた彼は今年53歳。68年当時は、ナンテールの大学で社会学を勉強していたが、5月の闘争では、みごとな弁舌でたちまちリーダー的存在になった。 この数カ月、フランスのマスコミは “Mai 68″で大騒ぎだが、自分でも認めているようにナルシストで目立ちたがり屋のコンバンディット氏 には、またとない機会。どのチャンネルに回しても彼の顔がクローズアップで、昔の同志から「才能の無駄使い」という声も。 (真) “trente ans apres Mai 68, c’est un symbole extrêmement jouissif. Je pourrais me représenter en Allemagne, ca serait pépère, mais je préfère prendre des risques.” Recommandé:おすすめ記事 パトリック・ペルー Patrick Pelloux一 サン・タントワーヌ病院の救急医。 アルジェリアとテレビ。 Yoann Lemaire─ サッカー界でゲイであることは大変だ。 Robert Redeker– 哲学者。イスラームを批判して潜伏生活。 モーリス・ピアラ Maurice Pialat一 フランス映画界の異才、77歳で亡くなる。 Eric Cantona– 「フランス人であることは革命的であること…」