パリ市は、9月24日(金)にパリ・バゲットコンクールを開催するにあたり、今年も、パリ住民の審査員を公募する。抽選で6人が参加できる。
希望者は9月3日(金)正午までにパリ市の公式サイトから応募。当選者にはパリ市から直接連絡がある。審査員になると、グラン・パリ・パン職人組合やフランス手工芸会議所の責任者、ジャーナリストのほか、2020年度のグランプリ受賞者タイエブ・サアルさんらと審査にあたることになる。
パリ市内のパン職人が審査日の朝に焼き、出品したものを、審査団が同日の午後味わい、受賞者を決める。このコンクールで大賞に輝けば、賞金と、エリゼ宮に1年間パンを納品することになる。審査員になる条件は、パリ在住者で、審査(2021年9月24日(木)、昼から19時くらい)に参加できる人。
バゲットの長さは55cm〜70cm、重さは250gから300g、1キロの小麦粉につき使う塩は18gなどの基準をクリアしなくてはならない。審査基準は、焼け具合、味、中身、気泡のでき具合、見た目の5つとなる。