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欧州連合(EU)の臨時首脳会議で、加盟国首脳は英国のEU離脱期限を10月31日まで延期することで合意した。ドイツなど多数の国は年末までの延長を主張したが、マクロン仏大統領が強硬に反対し、10月末に落ち着いた。英とEUで合意した離脱案が英議会で3度否決されたことを受けて、メイ首相は野党労働党と離脱案についての協議を始めた。5月23~26日に予定されている欧州議会選前に英議会で離脱方針が決まらない場合は、英は同選挙を行うことになる。一方、保守党内でメイおろしの動きもあり、先行きは不透明だ。