【11】インクののり具合、色などをチェックしている間にも、どんどん刷られていく。これは破棄する分。
【12】印刷機の隣の部屋からは、トラックのお尻がこちらを向いていて、すぐに荷物が詰める。
【13】翌日の朝8時ころ。印刷所から刷り上がったオヴニーがトラックで届く。パリ市内に配布するオヴニーは別の車でピックアップし、翌日からお店などに置かれます。
【14】それを社内に持って入り、袋詰め。研修生もお手伝い。定期購読されている方への発送、フランス国内、外国も、ここで封筒に入れています。

届いたオヴニー封筒入れ。スタッフも研修生もこの日はちょっと早起き。
【15】郵便局員さんが大きな車で集配に来てくれます。歩道の段差など、大変な仕事だけれど、いつも笑顔。
取材・文・写真/編集部
展覧会 「オヴニーの40年」
4月9日 (火)〜30日 (火)

オヴニー創刊号と、現在のオヴニー。
過去40年分のオヴニーと、その前身となった 「いりふね・でふね」の紙面から、それぞれの時代を象徴するような出来事に触れた記事や、その時その時のパリの空気を彷彿とさせる広告やアノンスを選んで展示します。1974年の渡仏当時とても稀で、今さらにそのレアさを高めた伝説の日本語タイプライターも登場。
また、編集部は創刊0号にアノンスを出していた人のうち、3人とのコンタクトに成功、アノンスの効果なども取材しました。オヴニーのロゴも紙面のレイアウトも、今まで何回も変わってきましたが、そちらも発見、または懐かしんでいただけたら幸いです。
Espace Japon : 12 rue de Nancy10e
開館時間:火〜金 13h-19h 、土 13h-19h
www.espacejapon.com
