〜フランスで揃えやすい食材でつくる和風レシピー〈ふつわ〉。今回は、カエルの足のから揚げ〜
前々号で紹介した南仏風カエルの足料理、試してみましたか。和風なら、から揚げがおすすめだ。冷凍のカエルの足を400グラムほど、冷蔵庫で半日ほどかけてゆっくりと解凍する。背骨のところを、足がバラバラにならないように少しだけ残して切りとる。足の先端の細いところも関節で切りとる。ここまでは南仏風と同じです。
ボウルに同量のしょう油と酒をボウルにとり、おろしショウガ少々、砂糖少々、ごま油適量、コショウを多めに挽き入れて混ぜ合わせる。このたれにカエルの足を一時間漬け込むことにしよう。
カエルの足をパソワールにとり出す。卵1個をボウルにとって丁寧にほぐし、片栗粉を大さじ2杯混ぜ入れて衣を用意する。
フライパンに油(落花生油がいい)をとり、熱くなったら、カエルの足を衣に通し、順次カラッと揚げ、キッチンペーパーの上にとって油気を切り、皿に盛りつける。レモン、バジリコ、塩の華を添える。柔らかくいながら、多少弾力があるカエルの肉、バジリコをかじりつつ、熱々をほおばっていく。ビールのさかなに最高だ!(真)