フランスで揃えやすい食材で和風のお惣菜を作りましょう。
新カブは芯までしっとりしているので、まずは浅漬けがおすすめだ。いろどりをよくしたいので、赤紫色のところが少し残るように皮をむき、厚さ7ミリほどの薄切りにする。軽く塩をしてもんで30分ほどおいてから手で水気をしぼり、好みでカツオの削り節を振りかけて味わえば、コリコリッとした歯ごたえ、新カブのうまさが口の中に広がる。水気をしぼったあと、甘酢に漬けてもうまい。
そぼろあんかけも和風ならではの味わいで、評判がいい。4人分としてカブ300グラムは皮をむき、小さいものはそのまんま、大きめだったら二つとか四つに切り分ける。鶏のもも肉の骨と皮をはずした300グラムをブレンダーでひく。カツオ節と昆布のだしを半リットルほど用意する。しょう油、塩少々、砂糖少々、酒適量を加え、吸いもの程度の塩加減です。ぼくはおろしショウガ少々も加えることにしている。中火にかけて鶏のひき肉を加え、よくほぐしながら火を通す。カブを加え、ふたをして弱火で30分ほど、カブが柔らかくなるまで煮たら、水で溶いた片栗粉やコーンスターチmaïzena適量を加えてとろみをつける。(真)