ゲーム作りに挑戦できる!子どもプログラミング教室。

これまでに全国で1万人以上の子どもたちが参加した、子ども向けプログラミング教室。以前は男の子が多かったものの、最近は女の子も増加中で、低学年での男女比はほぼ5:5。先生は、ゲーム・アニメーション業界のデザイナーやプログラマー。

 今秋の新学期より、すべての幼稚園と小中学校で、インターネットに接続するモバイル端末の使用が禁止になったフランス。今や、そんな法規制が必要となるほど、スマホやタブレットは子どもたちの生活にも深く浸透している。

 一方で、アプリやゲームをただ利用するのではなく、その仕組みを理解し、自ら開発できる人材の育成を目指して、仏政府は2016年に初等教育からのプログラミング学習を必修化。学校の外でも、マーク・ザッカーバーグの幼少時代よろしく、アルゴリズムやコーディングを習う子どもたちが増えているという。

 Magic Makersは、2014年にフランス初の子ども向けプログラミング教室をスタート。「Programmer est un jeu d’enfant(プログラミングは子どもの遊び)」というキャッチコピーの通り、約1時時間半の体験教室では、頭の中のイメージを具現化させる“魔法”であるプログラミングの基礎を、遊びながら体得する。

(写真左)8歳からは、PCとキーボードを使ってゲームを作る。15歳の最年長レベルでは、プロと同様に、オリジナルのアプリを作成するプログラミングをマスターするのが目標。/(写真右)すごい! できた!

 具体的には、学習用のフリーアプリ『Scratch』でゲーム作りに挑戦。6、7歳の最年少クラスでは、キーボードは使わずにタブレットを使用するが、どの子もすでに取り扱いは慣れたもの。先生のお手本を一度見るなり、あっという間に真似してみせる。例えば、キャラクターが前進して、ボールを拾い、ゴールへ入れる、という一連の動きを実現するためには、それぞれの動きのプログラム言語が書かれたパズルのピースを選び、順序よくつなげて組み合わせていく。

 「できた!見て、見て!」と得意げに披露したり、互いに教えあったり、おもしろい出来栄えに笑いあったりする子どもたちの様子は、思いの外ほほえましい。わが子の得意なことを伸ばしてあげたい、と願う親にとっては、選択肢がまた一つ。ただ気がかりは、自宅で子どもの宿題を手伝ってあげられるか、どうか!?(裕)

Magic Makers マジック・メーカーズ
年齢:6~15歳、年齢別の4レベルがある。
費用:年間クラス (640€~)、バカンス集中クラス (220€~)、誕生日アトリエ (300€~)。体験アトリエは無料。
場所:パリを含むイル・ド・フランス、ボルドーの約25カ所でアトリエ開催。
www.magicmakers.fr