カリフラワーは、葉っぱがきちんと白い玉を包んでいるものを選びたい。中国人は、この葉っぱを捨てずにラードやらゴマ油で炒めあげる。
葉っぱといっても、外側の緑が濃いところは固いのでとりのぞいた方がいいだろう。葉の真ん中にある白く厚い葉脈を切り出し、そぎ切りにする。残りの葉は適当な大きさに切る。豚肉は少々脂身が混じり込んでいる肩ロースéchineかバラ肉poitrineにし、薄くそぎ切り。ニンジンは短冊に切り、玉ネギは薄切り。ニンニクは押しつぶす。
フライパンや中華鍋に油をとって中強火にかけ、まず豚肉を炒め、塩、コショウし、色が変わったところでとり出しておく。フライパンに油少々を足し、ニンジン、玉ネギ、ニンニクを炒め、玉ネギが透き通ってきたら、カリフラワーの葉脈を加える。それがしんなりしたら残りの葉を加え、豚肉を戻し、最後に、あったらオイスターソースを大さじ1杯、なかったらしょう油少々を振り入れる。さらにゴマ油も大さじ1杯ほど加えて混ぜ合わせればでき上がり。歯ごたえの残っている葉脈のうまいこと、うまいこと!(真)