伝統的なゆっくりとしたリズムで作る豚肉料理。

 Trilogie de cochon  (Boudin, Carée, Poitrine )

Trilogie de cochon  (Boudin, Carée, Poitrine )

店内に入ってまず目にとまるのが、5円玉形の大きなテーブル。BDのアステリックスに登場する宴会用のテーブルのように、和気あいあいとにぎやかに食事が出来そうだ。自らをオベリックスと称するご主人マキシムさんならではの発想が活きている。
 席に着くと、マキシムさんがメニューを片手にひとつひとつの料理を丁寧に説明してくれる。肉は選り抜きの生産者のものだけを使い、産地や部位に合わせてさまざまな料理法を駆使していることが分かり、すべての料理を試したくなってしまう。
 そんな〈コション・ゴロワ〉で、まず試したいのは17€のランチ。前回もそのコストパフォーマンスの高さに驚かされたが、今回もスゴい!本日の前菜はタコのマリネのサラダ。タコつぼ漁で獲れたという新鮮なタコがふんだんにのっていて歯ごたえも楽しい。メインのローストポークは、マキシムさんのおメガネにかなった生産者の豚肉だけに、脂の部分までがおいしい。付け合わせのインゲンと黄金色のカブ Boule d’or のポワレも彩りだけでなく味わいも抜群だ。
 ア・ラ・カルトでは、店の自慢料理3種を盛り合わせたTrilogie de Cochon(22€)を試してみた。豚の血だけではなく、肉も入っているブーダン、低温でじっくり加熱した骨付き肉Carré、レモンで風味づけした三枚肉のコンフィと、それぞれに豚肉のおいしさがぎっしり詰まった料理が堪能できてお得感あり。
 リストを眺めてよさそうだと思ったのが、コルビエール(31€)やフォジェール(49€)といった南西のワイン。
ただしこれらはグラスでは頼めないので、Côtes de Thongue(5.5€)を頼んでみたら、これがラングドックの力強いワインで気に入った。
デザートはプロフィットロールやババなどのオーソドックスなものが並ぶ。どれも甘み控えめで軽めに仕上げてあるので、デザートまで試すのが大正解!
 おおらかなご主人の人柄のもと、にぎやかに楽しみたいレストランなので、ぜひとも大勢の友人と訪れたい。(里)

 

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Le cochon gaulois  

Adresse : 185 rue Marcadet, 75018 Paris
TEL : 09. 8092.3507
アクセス : M° Lamarck Caulaincourt /Guy Môquet
火〜金 12h-14h30 火〜土 19h30-22h30 土昼・日月休