「星の夜 Nuit des étoiles」は今年で30年目。AFA(フランス天文学協会)の主催で、フランス全国で天体観測を主とするイベントを開催する。250あまりの天文学関係団体がボランティアとして参加し、初心者にもわわかりやすい説明をしてくれたり、星座にまつわる神話などを語ってくれたりもする。基本的に無料(展望タワーや博物館などでは、入場料が必要なところも)。
8月6〜8日の週末は月の光が少なく、日没時から「白鳥座」「ワシ座」「こと座」などの、夏を代表する星座を見ることができるという。この3つの星座を構成する星のうち各星座の「α星(最輝星)」を3つつなげると「夏の大三角形」と呼ばれる大三角形ができる(こと座の「ベガ」、はくちょう座の「デネブ」、わし座の「アルタイル」)のだそう。
また、光が少ない場所であれば、夏の大三角形から南のほうへ「天の川」が伸びるのも見えるそうだ。家の近くで開催される場所を見つけて、自然のスペクタクルを楽しもう。
こちらのサイトの地図から、近くのイベント開催場所が探せます。
ミュージアム内部などのイベントに参加するには、18歳以上は「衛生パス」が必要です。