
フランスでの新型コロナウイルスによる死者が、4月15日、10万人を越え10万73人となった。ル・モンド紙は4月14日、フランス国立衛生医学研究所(Inserm)のデータをもとに「10万人はすでに超えていた」ことを報じている。
ワクチン接種が急がれるなか、米Johnson & Johnson製ワクチン「ヤンセン」を接種した約680万人のうち6人(18歳〜48歳の女性)に血栓が認められ、調査の間、同社が欧州への納品を停止することになった。欧州で認可を得た4つめのワクチンで、来週(4月19日)からフランスでも接種開始が見込まれていた。
いっぽう、アストラゼネカ(VAXZEVRIAと改名)は、欧州医薬品庁(EMA)が血栓をCovid-19 アストラゼネカ製ワクチンのごく稀な副作用と認めた。副作用はワクチンに対する免疫反応と考えられるが、年齢、性別、薬アレルギーとの関係は不明とした。3月19日から、フランスでは高等保健機関(HAS)の判断により、55歳以上の人にのみ接種を勧めている。フランスでは9人の死亡が認められており、遺族が過失致死でアストラゼネカ社を訴えている。
また、同ワクチンは南ア変異種に対して効果が薄いとされるため、フランス国内でもモーゼル県(3月の新規感染者35%が南ア変異種)では「推奨しない」、海外県のギアナ、マヨット、レユニオンなどでは(南ア変異種40%〜48 %)接種がとりやめになっている。
HASは、55歳以下の人で1回目の接種でアストラゼネカを受けた人でも、2回目はファイザーかモデルナを受けられると判断。また、ファイザー/モデルナを1回目で接種された人も、もう一方の接種を受けることができるとした。
ワクチン接種は、4月12日から、55歳以上の人に拡大されている。
4月12日からは、第1回接種から、2回目の接種までの間隔を28日間ではなく42日間にのばされた。
4月14日の新規感染者は43 505人。
すでに入院している人は30 868人で、新規入院者は2072人。
蘇生室に入っているのは5 902人。
297人が亡くなった。
