未知の調和をさがして:フロマージュとお茶

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ルピシア・パリの店長ジャンフィリップ・ルトゥフさんと、サロン・ド・フロマージュの久田惠理さん。 ルトゥフさんはソムリエの経験もあり、お茶の味覚を饒舌に語る人。 久田さんは、チーズの熟成士としてフランスの勲章や数々の称号を持つ母親・久田早苗さんの、パリの店の後継者だ。

4日間の《お茶とチーズ》ティスティングが始まった。え?と耳と目を疑ってしまうような組み合わせのこの試食会は、パリ1区のチーズ・サロンHisadaと、紅茶ブランドLupiciaのプロジェクト。サンジェルマンにあるルピシア店内の一角で行われている。

「ヒサダのサロン・ド・フロマージュと、サロンの〈創作フロマージュ〉の評判は以前から知っていたので、久田さんにお茶との組み合わせを提案しました。良質のお茶は、繊細なチーズとともに楽しむための、味わい、複雑さ、香りなどを備えていますから」と、ルピシア店長のルトゥフさんは当イベントの理由を説明する。《お茶とチーズ》の組み合わせは珍しいが、「星付きシェフ」などはすでに提案しているもので未踏の境地ではない、ともいう。ルタフさんと久田さんは何回もミーティングを重ね、何十通りもの組み合わせを試して、今回の4組のチーズとお茶を選んだ。

「チーズはワインと食べるもの」と、かたくなにお茶と一緒に食べるのを拒むフランス人、どんどんトライして気に入った組み合わせのチーズとお茶のセットを買う外国人、反応はさまざま。サロン・ド・フロマージュHisadaでは今後、この《お茶とチーズ》セットをメニューに加え、少しずつ親しんでもらいたいという。久田さんは「続けてこそ、変化につながると思います。いきなり〈革命〉は起きませんから」。と新しい食習慣への展望を語った。

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3月4日(金)15h00-18h00
3月5日(土)15h00-18h00
3月11日(金)15h00-18h00
3月12日(土)15h00-18h00

lupicia2www.lupicia.fr/

4つの《お茶とフロマージュ》のコンビネーション:

1. イゼール県で作られるVercorais(ヴェルコレ=コンテ)& ほうじ茶「Atago」。

2. 白桃ウーロン茶(ルピシア世界140店舗で一番の人気商品)& 高知産の柚子がまぶされたシェーヴル。フルーティーさに溢れ、余韻も長い調和が楽しめる。

3. ブリヤ・サヴァランのチーズに抹茶「Kurama」をまぶした《ルピシア✖️Hisada》コラボ商品「抹茶パール」& ほうじ玄米茶「Kirishima」と。

4. ドルドーニュ地方の修道院で作られるTrappe d’Echourgnac (トラップ・デシュルニャック)を、クルミのリキュールで洗ったもの。クリーミーなチーズが甘く香り、柔らかなテクスチャー。最初は玉露タイプのお茶を合わせようと思ったが、弱いか、苦すぎるかでマッチせず。試行錯誤の挙句、木の香りがあり、ほのかに燻し香があるこのインドのお茶との組み合わせに。

Salon du fromage Hisada :
47 rue de Richelieu 1er
※今回のティスティングの会場はLupiciaなので、おまちがいなく。
Tel : 01 42 60 78 48
営業時間:
チーズ店 火〜土 11:00 – 20:00
サロン  火〜土 12:00 – 18:30 (ラストオーダー)
定休日:日月
www.hisada.fr/


Lupicia

Adresse : 40 Rue Bonaparte, 75006 Paris , France
TEL : 01 43 29 84 75
アクセス : Saint-Germain-des-Pré
URL : www.lupicia.fr/

 

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