【特集:パスカル生誕400周年。】〈その 5〉パスカルとジャンセニスム。 2023-08-12 パリから行ける街 0特集記事 パスカルとジャンセニスム 〜 パリのポール・ロワイヤル図書館をたずねて。 パスカルのジャンセニズムへの傾倒は、ポール・ロワイヤル修道院に入った、文学に造詣の深い妹ジャクリーヌの影響が強かったという。この宗派は、人間は生まれつき罪に汚れており、神の恩寵の導きなしには善へ向かい得な [...]
【expo】ヴァンセンヌ城の礼拝堂に「生命の木」 2023-08-07 展覧会パリで遊ぶ 0 Arbre de Vie – Joana Vasconselos ヴァンセンヌ城のゴシック式礼拝堂「サント・シャペル」の真ん中に、パリ生まれのポルトガル人アーティスト、ジョアナ・ヴァスコンセロス(1971-)が高さ13メートルの巨大な「生命の木」を設置した。パッチ [...]
【コンサート】ヴィオラ・ダ・ガンバの第一人者、ジョルディ・サヴァールのユートピアを聴く。 2023-08-05 コンサート 0パリ12区 ヴィオラ・ダ・ガンバの第一人者がジョルディ・サヴァール。1991年に公開された映画『Tous les matins du monde』の音楽を担当し、『Les folies d’Espagne』などマラン・マレのヴィオラ・ダ・ガンバ曲がブームになった。すぐれた指揮者 [...]
【Design】フィリップ・スタルク展。パリからパリへ、スタルクと空想科学の運河を航海する。 2023-08-04 展覧会 0 PHILIPPE STARCK – Paris est pataphysique パリ生まれ、パリ育ちのデザイナー、フィリップ・スタルクの50年のキャリアを通して見たパリを紹介する展覧会が、現在カルナヴァレ美術館で開催されている。 パリの観光名所のひとつ、グレヴァ [...]
【特集:パスカル生誕400周年。】〈その 4〉ピュイ・ド・ドームで大気圧実験。 2023-08-03 パリから行ける街 0特集記事 ピュイ・ド・ドームなどで、大気圧を証明する実験。 ・・・・・ 【特集:ブレーズ・パスカル生誕400周年 クレルモンへパスカルを訪ねて。】5回にわたって掲載します。 〈その1〉パスカルの精神的故郷、クレルモン。記念イヤーイベント。〈その2〉〜人間は考える葦である〜『パンセ』とは?〈 [...]
【特集:パスカル生誕400周年】〈その3〉パスカルの発明:元祖・計算機と、公共交通。 2023-08-02 パリから行ける街 0特集記事 元祖・計算機!「パスカリーヌ」。 パスカリーヌは、パスカルが19歳から3年かけて開発し、1645年に完成させた真鍮と黒檀製の機械式計算機。 歯車の動きで足し算の繰り上がりと引き算の繰り下がりが自動的にできる。機械によって5桁から10桁の計算が可能。クレルモンのアンリ・ルコック博 [...]
PR【シネマ】『やまぶき』(仏題:YAMABUKI) フランス公開。 2023-08-01 [PR]パリで遊ぶ舞台・映画 0映画読者プレゼント 陽の当たらない場所に咲く「山吹」から着想、資本主義と家父長制社会に潜む悲劇と、その果てにある希望。 かつて韓国の乗馬競技のホープだったチャンスは、父親の会社の倒産で多額の負債を背負った。岡山県真庭市に流れ着き、今はヴェトナム人労働者たちとともに採石場で働いている。 一方で、刑事 [...]
【展覧会】「愛する。壊す。」ー フランソワーズ・ペトロヴィッチ 2023-07-30 イベント情報パリで遊ぶ展覧会 0パリ9区 今年は国立図書館ミッテランでも個展を開き、子どもの内的世界のうつろいを捉えた作品が評判だったペトロヴィッチ(1964-)。その彼女が、ロマン主義美術館から注文を受けて制作した新作を展示している。 会場は、ロマン主義の画家、アリー・シェフェール(1795-1858)の邸宅とその [...]
【特集:パスカル生誕400周年。】〈その2〉『パンセ』とは? 2023-07-30 パリから行ける街 0特集記事 【特集:パスカル生誕400周年。】は、5回にわたって掲載します。〈その1〉パスカルの精神的故郷、クレルモン。記念イヤーイベント。〈その2〉〜人間は考える葦である〜『パンセ』とは?〈その3〉パスカルの発明:元祖・計算機「パスカリーヌ」と、公共交通。〈その4〉パスカルの大気圧実験、ジ [...]
【シネマ】出口なき人間の運命を閉じ込める 『The Wastetown』、 『 The Wasteland』。 2023-07-29 舞台・映画 0 アーマド・バーラミ監督は1972年生まれのイラン人。短編やTVドキュメンタリーを手がけたのち、『Panah』(2017)で長編デビュー。長編2作目の『The Wasteland (荒れ地)』(2020)が、ベネチア映画祭オリゾンティ部門で最高賞を獲得した。これは三部作の1作目に [...]