冬になるとうまくなる真ダラと長ネギで、簡単美味のひと皿。 2022-02-01 魚料理 0連載コラム Cabillaud à la fondue de poireaux 大西洋北部や北海でとれる真ダラcabillaudがおいしい季節。魚屋には、頭をとられた大きな真ダラ一尾が、輪切り用にど~んと置いてある。やや厚めに一切れ200グラムくらいになるように切ってもらい、四切れ買ってく [...]
連載 : Made in France – Concept1900の回転木馬 2021-12-17 MADE IN FRANCE 0連載コラム レトロな音楽にのって駆ける木馬にまたがる子どもたちの高揚した笑顔。フランスでは、回転木馬 (carrousel)は広場や公園に常設またはクリスマスシーズンに設置されたり、移動式遊園地にあったりして、フランス人なら子どもの頃に一度は乗ったことがあるだろう。パリ市庁舎前に毎年12月 [...]
ホロホロチョウのシードル風味、クリも加えてノエルの食卓へ! 2021-12-15 肉料理 0連載コラム Pintade au cidre ノエルというと、野鳥のキジ、シャポンという大きく太った去勢鶏、シチメンチョウなどをローストし、クリを付け合わせる一品が食卓を飾る。少人数なら、飼育でもまだどこか野生の風味が残っているホロホロチョウがいい。農家産 〈fermier〉、あるいは 〈 [...]
〈連載:ふつわ〉キクイモのあんかけ 2021-12-10 野菜料理 0連載コラム 八百屋にトピナンブールtopinambourと呼ばれるキクイモが出回っている。以前と比べると、大きめになり形もいびつでないから下準備が簡単だ。「エルサレムアーティチョーク」ともいわれるように、どこかアーティチョークを思わせる味わいがうれしい。あんかけにしてみよう。 キクイモの [...]
よむたび。今年のゴンクール賞を読む。〈30〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2021-12-08 本 0連載コラム 『人々の最も秘められた記憶(仮題)』 モハメド・ムブガル・サール著Philippe Rey/Jimsaan刊2021年 今年度のゴンクール賞は、セネガル出身の弱冠31歳、モハメド・ムブガル・サール氏の『人々の最も秘められた記憶 (La plus secrète mémoire [...]
残ったごはんを使って、エビがたっぷり入ったグラタンにしてみよう。 2021-12-05 魚料理 0連載コラム Gratin de riz aux crevettes ごはんがお椀に2杯とか3杯とか残っているとチャーハンになるが、グラタンも悪くない。ごはんのグラタンときいてしり込みしてはいけない。残りごはんの雑炊大好きの人はぜひ試してほしい。このグラタン、子どもたちが小さいときの好物だっ [...]
やさしい味わいのブダン・ブランには、焼いたリンゴが合う。 2021-11-15 肉料理 0連載コラム Boudin blanc aux pommes 万聖節の休暇にル・アーヴルへ。ミュージシャンの友人宅に招かれたのだが、ル・アーヴル特産というブダン・ブランが出てきた。「メインだと一本では物足りないので、アントレです」。軽く焼き色がついたブダンの下には、シナモンの香りがするリンゴ [...]
〈連載:ふつわ〉カリフラワーの葉炒め 2021-11-08 野菜料理 0連載コラム カリフラワーは、葉っぱがきちんと白い玉を包んでいるものを選びたい。中国人は、この葉っぱを捨てずにラードやらゴマ油で炒めあげる。 葉っぱといっても、外側の緑が濃いところは固いのでとりのぞいた方がいいだろう。葉の真ん中にある白く厚い葉脈を切り出し、そぎ切りにする。残りの葉は適当な大 [...]
白身の魚のソテーにはマッシュルーム入りのソースがよく合う。 2021-10-15 魚料理 0連載コラム Merlan à la sauce aux champignons メルランはタラ科の魚で、値段が安めのこともあって、これまでにも、揚げたり、ムニエルにしたり、包み焼きにしたりと紹介してきた。先日魚屋に出かけたら、「merlan de ligne(一本釣りのメルラン)」という飛 [...]
〈連載:ふつわ〉マッシュルームごはん 2021-10-09 野菜料理 0連載コラム 〜フランスで揃えやすい食材でつくる和風レシピー〈ふつわ〉。今回は、マッシュルームごはん〜 一年中出回っているキノコといえばマッシュルームchampignon de Parisで、キロ5ユーロ前後という手ごろな値段。ぼくらの朝市には、オワーズ県の採石場跡で栽培されたものが手に入る [...]