第71回カンヌ映画祭だより④恒例のアイオリパーティ 2018-05-17 イベント 0映画南仏 昨日、ジャーナリストの毎年のお楽しみ、カンヌ市主催のアイオリパーティがありました。 旧市街ル・シュケ地区の丘の上のカストル広場で開催されます。 普段、運動不足で肥えた体をぷるぷるいわせてる自分には、石畳の階段を登るだけでも辛いですが、最後にはご褒美のように港を望む絶景と、カンヌの [...]
ルノワールの家、 カーニュの町。 2017-03-01 パリから行ける街 0特集記事南仏 地中海に面したカーニュ・シュル・メールは画家ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)が晩年を過ごした町。町はずれの小高い丘の斜面に建つ彼の家は、現在ルノワール美術館になっている。500年以上を経たオリーブの木が伐採されるのを防ぐために購入した土地だった。庭には、ル [...]
ニース風牛肉の赤ワイン煮はオレンジの香りがする。 2017-02-10 肉料理 0南仏 Daube niçoise テレビの地方番組で、退職した医師がお母さんが得意だったというニース風ドーブの作り方を紹介していた。牛肉を赤ワインで煮込んだものだが、オレンジの香りがきいている、南仏らしい一品だ。 牛肉は、パルロンという肩肉やほお肉がいい。今回は、一つ500グラムちょっ [...]
赤ピーマンの甘味が絡んでうまい、ウサギ肉の南仏風です。 2016-07-22 肉料理 0連載コラム南仏 Lapin compoté aux poivrons 前号のウサギのレバーのテリーヌ、おいしくできましたか。肉の方は赤ピーマン入りの南仏風。南仏風は、だいぶ前に書いたことがあるけれど、今回はロビュション氏(日本ではロブションだけれどロビュションと発音したい)のレシピです。 ウサギ [...]
ラ・カマルゲーズ。 2016-07-01 パリから行ける街 0特集記事南仏 牛と人間が正々堂々と戦うカマルグ式闘牛。南仏プロヴァンスやラングドック=ルシヨン地域圏の円形闘技場で行われる伝統スポーツだ。人間は牛の頭部に付けられた紐やリボンを、引っ掛け金具を使って奪う。立派な角を持つカマルグ育ちの牛は、砂埃を立て人間の背中を容赦なく追いかける。牛の攻撃をか [...]
サケの切り身、南仏風の香りで包み焼にしてみよう。 2016-01-21 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous南仏 Pavé de saumon en papillotte 養殖サケは年中手に入る便利な食材だ。ぼくはスコットランド産でラベル・ルージュ付きのものが気に入っている。今回の包み焼には、pavéと呼ばれる皮付きの切り身を買ってくる。少なくとも1枚180グラムくらいのものがほしい。あんま [...]
プロヴァンス風牛肉の赤ワイン煮から オレンジの香り…。 2015-12-03 肉料理 0南仏 Daube provençale 友だちの家でごちそうになった南仏風牛肉の赤ワイン煮は、かすかにオレンジ風味があってとってもおいしかった。その作り方を教えてもらったので紹介します。牛肉は、適度に脂身が混じっている肩ロース(macreuse、paleron)。 まず肉を漬けるマリナ [...]
オリーヴオイルのこと 2015-10-01 食材 0南仏 オリーヴの樹の栽培は六千年前に中東で始められたとされているけれど、今では世界の90%以上が地中海沿岸で栽培されている。きっとフランスでも栽培がさかんに違いないと思いきや、世界のオリーヴの樹のうち南仏沿岸のものは実はたったの0.5%。フランスで見かけるオリーヴオイルにスペイン産や [...]
南仏風野菜の煮込み料理 2013-04-15 野菜料理 0南仏 子羊肉のロースト、魚のポワレ、オムレツなどの付け合わせに。冷めたものもうまい! 南仏風野菜の煮込み料理。ふつうトマトがほかの野菜より多めに入るが、これも拾ってきた野菜の量次第でかまわない。まず傷んでいるところを切りとってから水洗い。トマトは八つくらいに切り分ける。クルジェットと [...]
カレイを焼いて南仏風ソースを添えてみた。 2011-10-19 魚料理 0南仏 平たい魚というと、フランスではヒラメと舌ビラメに人気があってキロ20ユーロ以上と値も張るが、 ひし形をしたカレイcarreletはその半値。少々大味かもしれないが、料理次第でおいしさも増す。活きがよいものがほとんどなので刺身にしても、こりこりっとした歯ごたえがあっておいしい。今 [...]