小舟でゆっくりめぐる|アミアンの「湿地菜園」へ。 2020-09-15 パリから行ける街 0散策 カテドラル(大聖堂)で有名なアミアンに、こんな長閑な場所があったとは…。静かに水が流れる湿地のあちこちに小島がある。小島はそれぞれ、野菜畑があったり、庭付きの民家が建っていたり、小屋のような民宿が建っていたりする。 [...]
ボルドー特集〈番外編1〉ル・コルビュジエの「ペサックの集合住宅」を見学に。 2020-08-25 アート 0散策 ボルドー近郊ペサックで、ル・コルビュジエ(1887~1965)の建築が見られるというので、市役所のサイトから予約をした。行ってみると写真で見ていた通りのミントグリーンと茶と白、水色が基調の建物が並んでいる。52棟あるうち、一棟は内部を見学できるようになっている(私たちが行った日 [...]
マクロン大統領のスキャンダルをスクープせよ! 2020-02-14 おすすめスポット 0パリ11区散策 Scandale à l’Elysée! 昨今、「エスケープ(脱出)ゲーム」が大流行り。町のあちらこちらでゲーム施設を見かけるようになった。かのオペラ・ガルニエでも「オペラ座の怪人」を追跡するゲームをやったり、歴史ファンはコスプレして森の中などで史実の知識を試すゲーム [...]
盲人に光を与えた点字の始祖、ルイ・ブライユ生家とミュージアム。 2020-01-07 パリから行ける街 0散策 ルイ・ブライユ(1809-1852)といえば、点字を開発した人。それゆえフランス語、その他多くの言語でも、点字は「Braille」と呼ばれている。パリ郊外クヴレ村のブライユの生家はミュージアムになっていて、世界中から見学者が訪れるというので前から行ってみたかった。 [...]
美食の都・リヨンに 「ガストロノミー館」オープン。 2019-11-25 パリから行ける街 0散策 フランス料理がユネスコの無形文化遺産に登録されてから9年。リヨンに「国際ガストロノミー館 Cité internationale de la Gastronomie」がついにオープンした。登録を機に、国内の4都市に食文化施設を置くことを文化省と農業省が決定。フランス食の遺産・文化 [...]
〈レースの文化史〉伝え10年、 カレーのレース館へ。 2019-10-18 パリから行ける街 0散策 カレー市の「レースとモード館」が開館10周年を迎えた。ルネサンス期の王侯貴族の装束、ウェディングドレス、ランジェリーなどのイメージが先行するレースだが、ここではモードにとどまらない。レースの起源から、産業革命を経てカレーの町がレース生産の一大拠点となるまでの〈レース文化史〉を一望 [...]
南フランスの港町、セート 詩人ヴァレリーの墓地と美術館。 2019-09-16 パリから行ける街 0散策読者プレゼント *『P・ヴァレリー美術館のオリジナル扇子プレゼント』* ポール・ヴァレリー(1871-1945)は南仏セート生まれの詩人。アカデミー・フランセーズ会員に選ばれ国葬もされた偉人だが、パンテオンに入らず亡骸は故郷に戻った。生前、彼が「海辺の墓地(Cimeti=シャルル墓 [...]
MO.CO. モンペリエの現代アートの夏。 2019-07-17 パリから行ける街 0日曜営業散策 6月29日、モンペリエに現代美術館「コレクション館」がオープンした。コレクターや財団の所蔵品などで特別展を行う美術館だ。第一回目は岡山の石川文化振興財団の所蔵品から44点を選んだ 「石川コレクション」展。 [...]
モードの革命児・ディオールの感性を育んだ、ノルマンディーの家。 2019-05-16 展覧会イベント情報パリで遊ぶパリから行ける街 0散策 Musée Christian Dior – Granville パリから真西に340km行くと、ノルマンディーの港町グランヴィルに着く。駅から浜辺の遊歩道まで歩いて、そこの岸壁に造られた小径を登ると、イギリス海峡を一望できる高い丘に出る。丘の上にひろがる庭の中央に、 [...]
エドモン・ロスタンの家 バスクの丘にそびえる夢の劇場。 2019-04-15 パリから行ける街 0散策 Villa Arnaga – Musée Edmond Rostand 世界的に有名な戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』の作者であるエドモン・ロスタンは、若くして肺の病気に苦しめられていた。そんな彼が療養のために家族とともに1900年に訪れたのが、バスク地方の温泉地で [...]