パリ8区

サリー・マン写真展〈千とひとつの通り道〉

自分とは何か、を突き詰めようとすると、生まれ育った土地の特性や自分が生まれる前の歴史を知ることが必要になる。人と風土は切り離せないからだ。アメリカの写真家サリー・マン(1951-)が追及したのはまさにそれだった。 ヴァージニア州レキシントンで生まれ、今もこの地 で家族と暮らしている。ヴァージニア州は、南北戦争(1861-1865)のときに奴隷制維持を主張する南軍側で、奴隷制廃止後も人種差別が色濃く残った。黒人が公民権を得ていなかった1950年代から60年代初め、働く母に代わってマンの世話をしたのは黒人の乳母だった。人種差別が残る社会で、中流の白人が黒人の乳母を母親がわりにしたという矛盾。そのただ中にいたことを自覚したマンは、乳母や、黒人青年の姿、逃亡奴隷たちが隠れた川のほとりの風景を自分と故郷の歴史として撮っていった。...

K-Mart Champs-Élysées(8区・シャンゼリゼ)

  フランクランDルーズヴェルト駅から徒歩3分程度、立地は抜群だ 商品の充実度に定評のある日本・韓国食品店。日本食品に関しては、調味料はもちろん、インスタントラーメンやカレールー、レトルト食品や冷凍食品、さまざまな種類と産地の米など、日本食を作るときに必要な食品がなんでも手に入る。 韓国系...

Le Mermoz|シャンゼリゼ界隈の新星ビストロ。

Poulpe, pulpe de fenouil, vierge citron, cédrat, maftool 満足できる食事ができるはずもないと思っていたシャンゼリゼ界隈のレストラン事情が近頃変わりつつあるようだ。注目店の一つがココ!可憐という形容詞がぴったりなシェフ、マノン・フルリーさんのパーソナリティを...

Komatsubaki(8区・シャンゼリゼ)

隠れ家的和モダン空間で、上質な和食文化伝承に賭ける。 シャンゼリゼ通りから少し入った場所に、日本人が心から誇れる和食の店がある。木の温もりが感じられる、優雅で重厚なエントランス。隠れ家のようなその空間に足を踏み入れ、階段を上ると、和装の若女将がゲストを迎えてくれる。 ひのきのカウンター越しに腕をふるうのは...

Cicchetti|おいしいものを少しずつ、何種類も味わえるイタリアンタパス。

〈チケッティ〉という聞き慣れない言葉を耳にして以来、気になっていた店へ。チケッティとは、ワインのお供になる小皿料理のこと。ベニスにはチケッティがつまめるワインバーがたんとあるそうだ。 通常の1皿のボリュームでも頼めるが、やはりここはチケッティを2、3皿試したい。ナスのミルフイユや、タコ、ピーマンのローストとフヌイ...

Pink Paradise|夢のような美しさに包まれた感動的なスペクタクル。

温かく居心地の良い雰囲気の中で、テーブルダンスを観賞する。フランスにおけるテーブルダンスのパイオニアであり、その最先端にいるのが〈Pink Paradise〉だ。視線を計算しつくした細やかな演出が徹底されていて、視覚で官能を大いに刺激する。ゆったりとした200席が、ファッションショーのランウェイのようなステージを囲...

JIPANGUE|すき焼きにお寿司、本来の日本の肉と魚の味

ランチメニュー焼肉定食、肉大盛り(€14プラス€2.5) シャンゼリゼ界隈の便利な地区にありつつも、観光客が多いシャンゼリゼ大通りからは少し離れた場所に位置する〈ジパング〉は、焼肉、すき焼きにお寿司が名物。店内に入ると、立派なお寿司カウンターに新鮮なお刺身の切り身が並ぶのが目に入る。フランス人のお客さんが多...
 

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