Rétromobile 2020
2月5日(水)〜9日(日)
フランスでは人気がウナギのぼりのクラシックカー。1976年に始まったこのクラシックカー見本市 Rétromobileも、初年の入場者は3千人だったのが、昨年は13万人が訪れたという。クラシックカー関連のイベントは、フランスで年間7千件も開催されるそうだ。
今年は同サロン史上初めてランボルギーニ、アルファ・ロメオ、アストンマーティン、メルセデスなど屈指のメーカー11社の農耕機30台がお目見えする。
ポルシェのコーヒー畑トラクター(冒頭のモノクロ写真)は、ブラジルのプランテーションで多く使われたもの。コーヒー畑の木の間を走行するために小型にデザインされているが、畑外でも乗りたいくらいカッコいい。同社は1963年頃まではブドウ畑で使うためのトラクターなども生産していたという。
スーパーカーで有名になる前にトラクターで財を成したランボルギーニは、傾斜地にある小さな畑で使うためにデザインされたR340を出展。昨今では小型車のイメージが強いフィアットの、14tトラクターVersatile。
フランスからは、ルノーが20年代のHIタイプや50年代の3042モデルなどを、シトロエンは「Jタイプ」のプロトタイプを2機種出品する。
当日券は23€だがネットなら割安。12歳未満無料。
Paris Expo
Adresse : Porte de Versailles– Pavillons 1,2,3., 75015 Parisアクセス : M°Pte de Versaille
URL : http://www.retromobile.fr
水・金10h-22h、木・土・日10h-19h。