初演から100年。ストラヴィンスキー『兵士の物語』

ルネ・オベルジョノワによる『兵士の歌』初演のためのコスチューム©BNF

10月7日(日)

  待ちに待った《日曜の朝の音楽》シリーズがはじまる。第1回目の7日はストラヴィンスキーの 『兵士の物語』(1918年初演)。

 休暇で故郷に帰ろうとする兵士が悪魔に出会い、その誘惑にはまる話 (フランス語)が、コントラバスによる兵士の足どり、戦場から聞こえてくるようなトランペットで始まり、語り手、兵士、悪魔の3人の朗読、踊り、音楽で繰り広げられる。音楽は弦、木管、金管、打楽器の7重奏。『火の鳥』や『春の祭典』のような華々しさはないが、各楽器の音色が精妙にからむ。

左からディディエ・サンドル、ミシェル・ヴイエルモーツ、 ドゥニ・ポダリデス。

終盤近く、タンゴ、ワルツ、ラグタイムの影響を受けたダンス曲は、ストラヴィンスキーならではのハーモニー、リズム! ジャン=クリストフ・ガイヨ指揮のパリ管弦楽団のメンバーで、ドゥニ・ポダリデスなどコメディ・フランセーズの俳優たちが登場。フランス語が苦手なら、wikipediaの 『兵士の物語』を見て、あらすじを頭に入れておこう。

 14日は、当代一のショパン弾きとして知られるネルソン・ゲルナーがシューマンの『蝶々』やベートーヴェンのピアノソナタ『熱情』を演奏する。(真)いずれも11h。30€/15€ (26歳未満)

こちらは、ドパルデュー親子の声が聴かれるCD。


Théâtre des Champs-Elysées

Adresse : 15 av.Montaigne, 75008 Paris
TEL : 01.4952.5050
アクセス : M°Alma Marceau
URL : www.theatrechampselysees.fr