Les sept dernières paroles du Christ sur la croix

復活祭前の聖金曜日にあたる14日と15日に、ハイドンの『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』が演奏される。荘重な序章にはじまり、次いで、「父よ!彼らを赦したまえ」、「わが神よ!何ゆえ私を見捨てたもうたか?」といったキリストの7つの言葉に応ずる7曲のソナタ、キリストの死とともに起こった地震を描写する力強い曲で終わる。めい想に誘うようなゆっくりとした音楽が延々と続いていくが、いささかの揺るぎもない傑作だ。 

1786年に管弦楽版が作曲され、ハイドンよほどの自信作だったのか、翌年に弦楽四重奏版、20年後にオラトリオ版が付け加えられた。今回は、14日に、ガルッピ四重奏団による弦楽四重奏版が、15日に、ダグラス・ボイド指揮パリ室内管弦楽団による、オラトリオ版もとり入れた管弦楽版が演奏される。後者は、最後の曲にティンパニーやトランペットが入って劇的だが、弦楽四重奏版の方が、キリストの運命に内側から光を当てていて、より深い感銘を得ることができる。(真)

20h30。14日は18€、15日は26€/32€。 予約は http://philharmoniedeparis.fr


Cité de la musique

Adresse : 211 av.Jean-Jaurès, 75019 Paris
アクセス : M°Porte de Pantin