
「フランス料理は時間がかかる」と言うなかれ。遅く帰ってきても30分でできてしまうフランス料理レシピの新連載です!
第1回は子羊肉のもも肉gigot d’agneauのステーキ。前日に、2人分として輪切りにしてあるものを2枚買い(1枚200g前後)、肉のまわりにある薄い膜に3センチ間隔に切れめを入れ、冷蔵庫へ入れておく。
さあ料理開始!まず子羊肉を冷蔵庫から出す。鍋に水500ccをとってチキンのブイヨンキューブ半個を入れ、中強火にかける。さいの目に切ったニンジン2本を入れる。15分たったらニンジンと同量の冷凍のグリーンピースを加えてもう5分ゆでる。
フライパンにバターと油を半々にとって中強火にかける。肉の両面にコショウとエルブ・ド・プロヴァンスを振りかけ、熱くなっているフライパンに入れる。きれいな焼き色がついたらひっくり返し、もう2、3分ほどで、芯がバラ色roséの極上の焼き加減。塩の華を振りかけ皿に盛る。
ゆで上がった野菜はパソワールにあけて水気を切り、鍋にもどし、バター適量、塩、コショウで味を調え、ステーキに添える。つかったフライパンに赤ワインを200cc注ぎ、底についている肉のうまみを溶け込ませ、バター少々も入れ、肉にかける。「もうできたの!おいしそう!」(真)
*牛肉のステーキも同じ手順でできます。
