Cucina Mutualité|デュカスのこだわりが随所に感じられるカジュアルイタリアン。

Paccheri alla guancia di manzo (Paccheri joue de boeuf fondante)

Maubert-Mutualité界隈のイベント施設、Maison de la Mutualitéに、以前はヤニック・アレノのTerroir Parisien があった。今そこで賑わっているのはアラン・デュカスが手がけるイタリアンレストラン。モナコにあるデュカスのレストラン Louis XVで修行を積んだイタリア人シェフのマッテオ・ロレンツィーニが腕を振るうこのお店では、気取りのない雰囲気の中、カジュアルに本格イタリアンを堪能できる。

大きな片手鍋ごとパスタが運ばれてくるサプライズにはグッとテンションが上がる。少しずつお皿にとって蓋をしておけば、温かい状態が長く続く上に、他の人とのシェアもしやすくて便利。チーズとブラックペッパーだけのシンプルを極めたローマの典型的なレシピ「カーチョ・エ・ぺぺ」には穴の開いた太麺のブカティーニ(14€)。これだけミニマルな食材でこのがっつりした美味しさが生まれるものかと感心せずにはいられない。牛頰肉の煮込みソースのパスタ(21€)には、マカロニを太く平たくしたようなパッケリ。アルデンテ加減が素晴らしく、芯が残っていてコリっという音が聞こえてきそうな歯ごたえは、まさにイタリアで味わうパスタそのもの。厚切りベーコンやペコロスと煮込まれた牛頬肉の柔らかさ、そして濃厚さはなんとも贅沢な気持ちになれる逸品だ。注文時にお店の人が、「私の一番好きな料理よ」と言っていたのもうなずける。サイドディッシュにポレンタ(7€)もおすすめ。パルメザンチーズが香るとろとろのポレンタは、肉や魚料理の付け合せにはもちろん、パスタのお供にだっていける。

デザートには平凡と言わず、ぜひティラミス(10€)を。エスプレッソの染み込んだビスコッティのしっとり加減といい、マスカルポーネのとろけ具合といい、これまでに食べた全てのティラミスを打ち負かす絶品で、この価格でも思わず納得の稀有な出来栄えだ。(み)

とろーり食感がたまらないポレンタ。

アーティチョークと豚顎肉の塩漬けグアンチャーレのスパゲッティー。

サービスで出てくるモルタデッラハム、グリッシーニとフォカッチャ。

比類なきティラミス。

モダンでポップな店内。

 


Cucina Mutualité

Adresse : Maison de la Mutualité 20 rue Saint-Victor, 75005 Paris
TEL : 01.4431.5454
アクセス : M° Maubert-Mutualité
12h-14h/19-22h 無休

 

パスワードをお忘れの場合、OVNINAVI.COMに登録したE-mailアドレスにパスワードをお送りします。登録E-mailアドレスを入力してください。


戻る