コロナ:マクロン大統領「外出規制、5月11日まで」。

 
 マクロン大統領は、4月13日晩のテレビ演説で、コロナ対策の外出規制を5月11日(月)まで延長することを明らかにした。外出規制解除とともに託児所、小中高校は段階的に再開。飲食業、イベント、劇場・映画館などは休業のまま。ここしばらく政府の態度が問題視されてきたマスクに関しては、全国民に支給し交通機関利用時などの際は着用必須とした。

大統領は、ここ数日間は病院に搬入される重症患者数が減り、感染の広がる勢いを抑える「希望は生まれつつある」ものの、ウイルスを征するには至っておらず、国民が規則を遵守し続けることが大切だと話し、また、現行の措置を遵守すれば成果を得ることが期待できるため、地方自治体の首長には、これ以上規則を厳格化しないよう呼びかけた。


●外出規制
・国民が規則を遵守し、コロナウイルス感染拡大の勢いをペースダウンできれば5月11日までだが、障害者、持病がある人、高齢者などは5月11日以降も自宅待機とし、政府はその期間の苦痛を和らげるよう手段を講じるとした。
・規制中も、持病や他の病気の治療を続けられるようにすること、病院や老人ホームなどで、最期を迎える人に近親者が会えるように訪問の場を整えるように呼びかけ。

●経済的支援
・4月15日には閣僚会議をもち、新しい経済的援助措置を決める。
・すでに8百万人の会社員が一時的失業(部分失業)の扱いで企業の活動が停止し失業していても8割の給与を受給できるが、社員だけでなく、企業に対しての経済支援措置も長期化、強化する。
・職人、商店経営者、自由業などに認められている「連帯基金」を受給するための手続きを簡素化、強化することを政府に要請。
・観光、ホテル、レストラン、文化、イベント分野は特別に支援策を講じる。
・子どものいる貧しい家庭には手当を支給。
・海外県などから本土に勉強に来ている学生などへの援助。

●教育機関
5月11日から幼稚園、小中高校を段階的に再開。外出規制の期間中はIT環境、勉強を指導できる親がいる・いないなどにより不平等が拡大することから、学校再開は優先的課題とした。大学は夏までは通常の授業はなく、特に試験に関しては新しい方法で対処する。

●飲食業、イベント、劇場・映画館など
・多くの人が集まる場所、レストラン、カフェ、ホテル、映画館、劇場、コンサートホール、美術館などは閉業のまま。
・観客が多く集まるフェスティバルやイベントは7月中旬までは開催不可能。それ以外の案件は5月中旬以降、状況を見つつ判断してゆく。

5月11日以降の措置

●検査
高齢者、医療関係者などを優先的に検査してゆく。症状がある人は全員検査(症状がない人は検査しない)。この検査実施には、公立・私立に関係なく全ての研究所が参加する。感染が確認された人は隔離し医師のケアを受ける。

●トラッキング(トレーシング)
希望者、匿名性を保証した上でのブルートゥース機能を使ったトレーシング導入を検討。スマートフォンで感染者を追跡し、感染者と接触があったかどうかを知ることのできるトレーシングのアプリケーション導入に関しては、国会で審議、また関連機関の見解を仰ぐ。

●国境
EU以外の国との国境は閉鎖のまま。

●マスク
市町村を通じて全国民にマスクを支給する。交通機関を利用する時などは着用必須に。

●治療薬、ワクチン
ワクチン開発には数ヶ月を要するが、早急に開発が行われるよう投資する。
可能性がある治療薬に関しては全て臨床試験を行う。

 


 

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