豚肉、ジャガイモ、キュウリ 2019-10-30 肉料理 0 豚肉を、酒ではなく白ワインをベースにしたダシで煮るとひと味違ったおいしさになる。脂身が適度に混じっている背肉échineの切り身を2枚買ってくる。 まずダシの準備。豚肉の切り身2枚が重ならないように置けるぐらい底広の鍋かソトゥーズに、白ワインと水を半リットルずつとる。ざくざくと切 [...]
甘酸っぱいイチジクの味わいが豚肉といいコンビ。 2019-10-22 肉料理 0 Côtes de porc aux figues 豚肉は、骨付きのロース肉でもキロ10ユーロくらいと安いのがうれしい。これを焼いてイチジクを添えれば、胸を張って出せるごちそうになる。肉屋でロース肉を4枚切り出してもらう。イチジクは少々値が張るけれど、一人当たり2個あれば十分だ。ほ [...]
牛肉の煮込み料理にアンチョビーの風味が加わると…。 2019-10-07 肉料理 0 Bœuf marinière バカンス前に、今はなきCoin de verreというワインバーの名物料理、サヴォワ風サラダを紹介したが、もう一つの得意料理が「船乗り風牛肉煮込み」だった。ご主人のユーグさんいわく「内陸の運河を航行するペニッシュの船乗りたちが、瓶詰のアンチョビーを肉 [...]
鶏肉とアーモンドの炒め合わせ 2019-09-21 肉料理 0 本格的な中国料理の店がパリに出現する前の70年代の中華店の定番は、「Poulet aux amandes」だった。再現してみよう。 鶏は胸肉を使う。300グラムほどをそぎ切りにしたらボウルにとり、塩、コショウと酒 (白ワイン)を振って混ぜ合わせ30分ほど置いておく。アーモンド適量 [...]
南の島のポークカレーを作ってみよう。 2019-04-05 肉料理 0 Colombo de porc 「豚肉のカレーのレシピをお願いします」と要望された。インドの人たちは豚肉は食べないけれど、レユニオン島やマルチニーク島など南の島の人たちは豚肉入りのカレーを作る。コロンボと呼ばれるカレー粉そっくりのミックススパイスを使い、料理名もコロンボ。日本のポ [...]
鶏肉を赤ワインで煮れば、こくのある味わいになる。 2019-03-22 肉料理 0 Poulet au vin rouge 鶏肉のワイン煮込みには白ワインを使うのがふつうだが、フランス料理の定番、雄鶏のワイン煮 Coq au vin には赤ワインが使われる。それに近い味わいをふつうの鶏肉 poulet を使って再現してみた。 鶏は調理中に皮がはがれたりしないよう [...]
さっと焼いた豚肉に白ワインを注いで蒸し煮に。 2019-01-19 肉料理 0 Côtes de porc au vin blanc ホタテ貝のグラタンとかウサギ肉のテリーヌとかノエル向きの、少々手のかかるレシピが続いたので、今回はごく簡単に豚のロースを焼いて、白ワインのソースを添えてみよう。豚肉は安いので、年末年始でさびしくなったふところにも優しい一品だ。 [...]
ノエルのごちそうに、ウサギ肉のテリーヌを作ってみよう。 2018-12-18 肉料理 0 Terrine de lapin aux noisettes ウサギを丸ごと買って、「Voulez-vous bien le désosser」と頼んで骨を切りはずしてもらう。レバーも忘れずに持ち帰る。そうそう、ウサギ肉だけでは淡白すぎるので、豚の三枚肉のできるだけ脂身が多いと [...]
スペアリブのチャーシュー 2018-11-02 肉料理 0 フランスの豚肉屋でも、簡単にスペアリブが手に入る。1本1キロ前後で片端には、骨なしの多分もも肉も付いているのがいい。チャーシューを作ってみよう。 まずマリネ。しょう油をベースにし、酒や焼酎を加え、オイスターソースやゴマ油、ハチミツ少々、おろしたショウガやニンニク、八角1、2個 [...]
極上の子羊のもも肉は、できるだけシンプルに。 2018-09-07 肉料理 0 Tranche de gigot poêlée 今年の夏はブルターニュ地方の港町ブレストに数週間滞在し、サン・マルタンという市場に通った。魚屋にはまだピンピンしているラングスティーヌはあるし、小さな肉屋にはリムーザン産の子羊肉。脂肪は真っ白、肉はバラ色…、うっとり眺めてしまうほ [...]