旬のムール貝がたっぷり入ったサフラン風味ピラフに拍手がわく。 2016-09-21 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Pilaf de moules à l’espagnole Moules de bouchotと呼ばれるフランス産のムール貝がうまい。今回は、サフランの香りをつけたピラフに入れてみた。 まず米をよくとぎ、パソワールにあけて水気を切っておく。次はムール貝の準備。貝がくわ [...]
「料理と共に自分は成長してきた」 2016-09-20 日本人シェフ 0 中西勝則さん(38歳) フランスに来てちょうどまる10年の中西さんは、今新しい出発点に立っている。 パリから移住して、順調に事が運べば年内に初めての店を南西部一番の都市トゥールーズに、東京時代の同僚でソムリエの男性と一緒に開店する。新しい土地での新しい挑戦、お話を聞きながら私も胸 [...]
スコットランドの港町で味わったマス料理を再現してみよう。 2016-09-17 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Sea trout with spinach and girolles 今年のバカンスはスコットランドへ。ウイスキーで名高いオーバンに滞在したり、グラスゴーやエジンバラを訪ねたりした。エジンバラからバスで30分のところにリースという港町があり、そこの「Fishers」というレス [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:9月1日号 2016-09-12 シルバーラウンジ 0連載コラム 小畑リアンヌさん(63)は『なにやってんだろう 私-このままフランスで死にたくない』の著者。26歳の時、絵を学びに観光ビザで来仏。少し免税店で働き、2年後に帰国したが、パリで知り合ったフランス人男性が日本まで求婚に来た。彼は当時、電話会社に勤務。トゥールーズに土地を買って家を建 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ:8月1日号 2016-08-16 シルバーラウンジ 0連載コラム E子さん(65)は、佐賀県生まれ。4人兄弟の長女。大学は国文学科卒。両親は戦後の自由恋愛、相思相愛の元教員同士。86年、E子さんは34歳で来仏し、美術学校グランド・ショミエールで学び、具象から抽象へと進む。昨年亡くなった父は、美術の道を選んだE子さんの一番の理解者だった。母親は句 [...]
真ダラをポワレし、夏野菜のカレー風味を添えてみよう。 2016-08-07 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous 魚屋で、「dos de cabillaud」と呼ばれる真ダラの切り身を売っている。背のところだけを切り出して皮をとったもので、身が厚い。好きな量だけ買うことができるし、すぐに調理できて便利だが、切り身は、活きがいいかどうかを見分けるのが難しいので、信頼できる魚屋で買い求めたい。 [...]
牛のほお肉の角煮 2016-07-22 肉料理 0 牛肉の角煮といっても、牛のほお肉です。日本では見かけないが、フランスでは臓物屋でキロ12ユーロくらいで手に入る。1枚500グラム前後だが、少人数の家庭でも2枚ほしい。でき上がったものを冷蔵庫に入れておけば、ご飯のおかずやおつまみに重宝する。固いので、いい包丁がない人はお店の人に [...]
赤ピーマンの甘味が絡んでうまい、ウサギ肉の南仏風です。 2016-07-22 肉料理 0連載コラム南仏 Lapin compoté aux poivrons 前号のウサギのレバーのテリーヌ、おいしくできましたか。肉の方は赤ピーマン入りの南仏風。南仏風は、だいぶ前に書いたことがあるけれど、今回はロビュション氏(日本ではロブションだけれどロビュションと発音したい)のレシピです。 ウサギ [...]
「料理は生きていく上で大切なもの」 2016-07-20 日本人シェフ 0 伊地知雅さん(41歳) 鹿児島出身の伊地知さんと話をしながら、私自身も肩の力が抜けてお日様をいっぱい浴びている気持ちになった。リヨンとマルセイユの間、ローヌ河沿いにあるヴァランスという町で店を開いてからすでに10年以上が経ち、手探りで始めたとはいえ2009年にミシュランで星を一 [...]
フランス野球の「助っ人外人」、山上直輝さん。 2016-07-19 パリの日本人 0インタビュー フランスでの野球のマイナーさにため息をつきながらも「野球界は今、盛り上がっているんです」と、山上直輝さん(33歳)。パリ南郊、サヴィニー・シュル・オルジュ市の「サヴィニー・ライオンズ」の投手兼ピッチング・コーチ。2シーズン目だ。フランスにはプロ野球チームはないが、社会人クラブチー [...]