〈特集〉ジョセフィン・ベイカー。 2021-10-15 パリから行ける街 0特集記事 1925年、シャンゼリゼ劇場がアメリカから黒人アーティストを呼び寄せて上演した「Revue Nègre」。粋なジャズとダンスのショーにパリジャンは熱狂した。とりわけ人々を夢中にさせ、瞬く間に大スターになったのは19歳のダンサー、ジョセフィン・ベイカーだった。 今年11月30日、 [...]
〈特集〉リヴザルト、〜開かれた記憶の扉〜 2021-10-11 パリから行ける街 0特集記事 記憶の扉が開かれた、リヴザルトへ。 フランス本土の最南端、ピレネー・オリアンタル県。かつてマヨルカ王国の首都だったペルピニャン、色彩豊かな景観にドランやマティスが絵画の潮流「フォーヴィズム」を生んだコリウールの町、また、まさに「甘露」の形容がふさわしい甘口ワインの生産地リヴザル [...]
華麗なる温泉郷、ヴィシー。Vichy, la Reine des Villes d’eaux 2021-09-17 パリから行ける街 0特集記事 人口は2万5千人ほど。さほど広くないヴィシーの町には、様々なスタイルの美しい建築物がひしめきあっている。セヴィニェ夫人、ルイ15世の娘アデライドとヴィクトワール、デュマ、ドラクロア、シャトーブリアン…多くの名士が湯治に訪れたという町は、皇帝ナポレオン3世が温泉保養地として整備を [...]
特集:コルドゥアンの灯台へ。〈その 3 〉ジロンド河のほとりで。 2021-09-12 パリから行ける街 0特集記事 この夏、ユネスコの世界遺産に登録されたコルドゥアンの灯台。「灯台の王様、王様の灯台」、「海のヴェルサイユ」などと称されるジロンド河の河口に1611年に完成した灯台は、400年以上にもわたって、大西洋からジロンド河を経てボルドー港へ航行する船を導いてきた。その灯台を見たら今度は、 [...]
特集:コルドゥアンの灯台へ。〈その2〉メドックのおいしい寄り道。 2021-09-10 パリから行ける街 0特集記事 この夏、ユネスコの世界遺産に登録されたコルドゥアンの灯台。「灯台の王様、王様の灯台」、「海のヴェルサイユ」などと称されるジロンド河の河口に1611年に完成した灯台は、400年以上にもわたって、大西洋からジロンド河を経てボルドー港へ航行する船を導いてきた。その灯台を見たら今度は、 [...]
特集:「海のヴェルサイユ」コルドゥアンの灯台へ。〈その1〉 2021-09-01 パリから行ける街 0特集記事 海のヴェルサイユ:コルドゥアンの灯台へ。 「灯台の王様、王様の灯台」、「海のヴェルサイユ」などと称されるコルドゥアンの灯台が、この夏、ユネスコの世界遺産に登録された。ジロンド河の河口に1611年に完成した灯台は、400年以上にもわたって、大西洋からジロンド河を経てボルドー港へ航 [...]
小舟でゆっくりめぐる|アミアンの湿地菜園フェスティバル。 2021-08-14 イベントパリから行ける街 0散策 Festival des Hortillonnages d’Amiens パリからアミアンまでは電車で1時間20分。アミアン大聖堂で有名なこの街の一角には湿地帯がある。中世、ソンム川から水を引いて農業をするために作られた人工の湿地帯だ。湿地の土には植物の生育に必要な [...]
ディエップ博物館のサン=サーンス寄贈品 2021-08-07 パリから行ける街 0特集記事 Musée de Dieppe – Fonds Saint-Saëns 生後3ヵ月で父親をなくしたカミーユ・サン=サーンスは、母親と、やはり夫を亡くしたばかりの大叔母に育てられた。サン=サーンス自身は40歳で結婚、子どもふたりをもうけたが幼くして亡くなり、妻とは別居 [...]
ゴッホ遺作「木の根」場所断定の写真。 2021-07-29 アートパリから行ける街 0散策 昨年、画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853年3月30日 – 1890年7月29日)が自殺をはかる数時間前に描いた「木の根と幹」の場所が確定されたことが話題になった。ゴッホ・インスティチュートの研究者ヴァウター・ヴァン・デア・ベーンさんがロックダウン中に、「木の根 [...]
クロ・リュセ城 ダヴィンチの名画を大画面で 2021-07-27 展覧会パリから行ける街 0 レオナルド・ダ・ヴィンチは、フランソワ1世の招きを受けて、ロワール川流域にあるクロ・リュセ城で1516年から19年までを過ごし、そこで没した。15世紀建造の城はダ・ヴィンチの寝室、食堂、アトリエを再現した美術館になっている。発明した機械や兵器を模型と3Dで展示した部屋もある。 [...]