【展覧会】浮世 〜 ジャポニスムから現代アートまで 〜 2024-09-18 パリで遊ぶ展覧会パリから行ける街 0 Mondes Flottants Du japonisme à l’art contemporain ノルマンディーの印象派150周年の後半を飾る展覧会の一つが、ドーヴィルの「レ・フランシスケーヌ」で開催中の、ジャポニスムと現代日本アートを組み合わせた展 [...]
【特集】サン・シル・ラポピー③ 通いたいところがいっぱい、カオールの町。 2024-09-08 パリから行ける街 0 カオールは、サン・シル・ラポピーを訪れる際の「足場」程度に考えていたのだが、歩き始めて、その魅力にぐるぐる巻きにされてしまった。 U字型にうねるロット川と緑に囲まれた、半島のような町。まずはスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路としてユネスコ世界文化遺産 [...]
サン・シル・ラポピー② アンドレ・ブルトンの家 〜 シュルレアリスムを今に生きる運動に。 2024-09-04 パリから行ける街 0特集記事 アンドレ・ブルトン(1896-1966)が、サン・シル・ラポピーを発見したのは偶然からだった。1950年6月24日、「世界市民」(下の囲み記事参照) の運動に賛同した彼は、カオールで開催された 「国境なき道」開通式に参加。その際に立ち寄った村の印象を、「夜のありえないバラ(ro [...]
「ロット渓谷の真珠」 サン・シル・ラポピー:Saint-Cirq Lapopie ① 2024-09-02 パリから行ける街 0特集記事 サン・シル・ラポピー、詩人たちが暮らす里。 フランス南西部に位置するロット県には、「フランスの最も美しい村」のラベルを持つ村が8ヵ所もある。特に、県名の由来ともなっているロット川の流域「ロット渓谷」は、雄大な自然のなかに築かれた中世の村落や城が多く、風光明媚なことで有名だ。 [...]
ペリグー、歴史と美食の休日。〈その2:グルメ編〉 2024-08-04 フランス料理パリから行ける街 0特集記事 この街の、もうひとつの大きな楽しみといえばグルメ。土地が肥沃なペリゴールは、歴史的にガストロノミーの街だ。フランス料理に欠かせないトリュフ、そしてフォアグラは特に有名。毎年11月になると、旧市街の広場には 「マルシェ・オ・グラ」というフォアグラ専門の市場が立ち、全国からプロが集 [...]
ペリグー、歴史と美食の休日。〈その1:歴史散策編〉 2024-08-01 フランス料理パリから行ける街 0特集記事 ペリグーにいると、自分は今どの時代にいるのだろうか、と不思議な気分になる。ドルドーニュ県(旧ペリゴール地方)の県都であるこの街には、古代から中世にかけての遺跡・建造物がそのままの姿を残す。旧市街には、ユネスコ世界遺産のサン・フロン大聖堂を中心とする中世の街並みが続き、西側には紀 [...]
【特集】バカラへ。 2024-05-31 パリから行ける街 0特集記事 樹木を伐採し筏(いかだ)に積み、40km離れたロジエール・オ・サリーヌの製塩所までムルト川を運ぶ。これが昔のバカラの主要な経済活動だったという。塩分を含んだ地下水を煮詰めて塩を析出する製塩所は、大量の薪を必要としたからだ。その製塩所が閉鎖され木が売れなくなった時、メッス司教モン [...]
【特集 】フランスの映画館〈その2〉世界最古の現役映画館「エデン座」へ。 2024-05-08 パリから行ける街 0 南仏ラ・シオタ映画散歩 Remerciements : Le Comité Régional de Tourisme Provence‑Alpes‑Côte d’Azur 南仏の港町ラ・シオタには世界最古の現役の映画館エデン・テアトルがある。グレープフルーツ色の外観 [...]
アングレームへ小旅行。BDだけじゃない、見どころがいっぱいの町へ。〈2/2〉 2024-04-28 パリから行ける街 0 アングレームへ。 パリから南西方向へ450キロ。週末で楽しめるシャラント県アングレーム市は、1974年にスタートした国際バンド・デシネ(以下BDと表記=仏語圏の漫画)フェスティバルで広く知られる。連載1回目のサン・ピエール大聖堂と紙の博物館に続き、今回はバンド・デシネのフェステ [...]
アングレームへ小旅行。BDだけじゃない、見どころがいっぱいの町へ。〈1/2〉 2024-04-25 パリから行ける街 0 アングレームへ。 パリから南西方向へ450キロ。週末旅行で楽しめるシャラント県のアングレームは、1974年からスタートした世界に誇る国際バンド・デシネ(仏語圏の漫画)フェスティバルで広く知られる。毎年1月末に開催され、期間中は人口4万2千人の小都市に、6千人のプロと20万人の漫 [...]