Aqua Mater 2022-05-04 展覧会 0 デファンスに突然出現した大きな平屋は、コロンビア人建築家、シモン・ベレスが南米の先住民に伝わる技術を応用し、南仏の竹で造ったもの。中ではブラジル人写真家、セバスチャン・サルガドが撮った、水をテーマにした写真展を開催している。並んで川の水を飲むシマウマ、大洋のクジラ、アマゾンの先住 [...]
老舗食堂「シャルティエ」が東駅前にオープン! 2022-05-03 フランス料理 1安くてうまい日曜営業 Bouillon Chartier Gare de l’Est シャルティエといえば、1896年創業の、フランスの典型的なビストロ料理がリーズナブルに食べられる店。9区劇場街の本店は、一時期客足が遠のいたこともあったが、2007年のリニューアル以来、再び店頭に長蛇の [...]
新しくなったアルベール・カーン博物館へ。 2022-05-02 展覧会 0特集記事 アルベール・カーン博物館で世界を旅する。 パリ西南の隣町ブローニュ・ビヤンクール市。アルベール・カーン博物館が、6年間の工事を経てついに再オープンした。銀行家カーンが50年近く住んだ邸宅の敷地で、彼自身も構想を練りながら庭師たちと造った庭が有名だ。イギリスの庭、フランスの庭、マ [...]
ピカソとアラブ世界のアヴァンギャルドたち 2022-05-01 展覧会 0 Picasso et les avant-gardes arabes 北仏トゥルコワンのアラブ世界研究所で、アラブ世界の美術家へのピカソの影響とピカソへのアラブ世界の影響を紹介するという、野心的な展覧会が開催されている。20世紀前半、アラブ世界の芸術家たちは、植民地主義的な視点 [...]
二世監督と侮るなかれ。『 Hit The Road』 2022-04-29 舞台・映画 0映画 1984年生まれ、パナ・パナヒ監督の初長編作品。苗字でピンときた方も多いだろうか。世界三大映画祭全てで受賞したイランの巨匠ジャファル・パナヒのご子息だ。「なんだ二世監督か」と侮るなかれ。映画を見れば、そんな意地悪な気持ちも吹き飛ぶはず。パパ・パナヒとは違った個性で、一作目にして [...]
アライアが世界的クチュリエ、アライアになる前のこと。 2022-04-27 展覧会おすすめスポット 0パリ4区 Alaïa avant Alaïa 先月オープンしたディオールの大きなミュージアムと対照的な、小さなアライア財団の展示室はマレ地区、BHVから歩いて10秒ほどのところにある。クチュリエのアズディン・アライア(1935-2017)は1987年、ここにアトリエを構えた。コレクシ [...]
いつか11区で、クラシックなビストロを開きたい。 2022-04-25 インタビューフランス料理レストラン 0日本人シェフ 中川あい子さん(40歳) 11区、オベルカンフ界隈。中川あい子さんがシェフを務めるL’Acolyte de l’insoliteは、昼夜を問わず、流行に敏感な地元っ子で賑わっている。 フランス料理を志したのは、子供の頃の経験から。「地元のフランス料理店 [...]
ウインストン・ジャレットのパリ公演は聴き逃せない! 2022-04-21 コンサート 0パリ10区音楽 70年代から80年代にかけてレゲエのとりこになっていたのに、なぜか聴き逃していたウインストン・ジャレット。この81歳になるというレゲエマンがNew Morningにやってくる。 そこで大あわて、YouTubeなどで聴いてみたら、これが素晴らしいのだ*。レゲエの前身ともいえるスカ [...]
UNI ・E・S PAR LE FEU / 火で結ばれて 2022-04-17 展覧会 0 難民の仏滞在を著作権で保障する。 芸術家のメガーヌ・ブラウエルさんは、子どもの頃、夜中に庭の木に放火され、住んでいた宿舎が火事になった経験をした。長じて芸術家になり、使われていない建物を占拠して生活する難民とその子どもたちを支援する活動をマルセイユで行っていたとき、その建物が火 [...]
ルーアンで〈触って鑑賞〉する彫刻展。 2022-04-16 展覧会 0散策 L’art et la matière, prière de toucher 一般に「芸術品には触るのはNG」が美術館のルール。だが、その逆を行く展覧会がノルマンディー地方ルーアンの美術館で開催中だ。「芸術と物質、触ってください L’art et la [...]