【expo】アングル |芸術家と(彼を庇護した)王子たち 2023-08-17 展覧会 0 Ingres, l’artiste et ses princes 19世紀フランス新古典主義の巨匠、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル(1780-1867)の成功の裏には、オルレアン公爵家の王子たちの支援があった。それをコンデ美術館所蔵の作品を中心に見せる趣旨なのだが、ア [...]
【彫刻】ルネ・イシェ(1897-1954) : 闘う芸術 2023-08-15 展覧会パリで遊ぶ 0リール René Iché (1897-1954): l’art en lutte 第一次世界大戦が終わって人々が自由を取り戻し「狂乱の時代」と呼ばれた1920年代。パリでは芸術家たちが人々の注目を浴びるスターとなっていた。モンパルナスでは藤田嗣治、ヴァン・ドンゲン、モディリアニなど「 [...]
(会期延長)世界10都市巡回『ラムセスとファラオの黄金』展、ラ・ヴィレットで。 2023-08-14 展覧会 0 Ramsès & l’Or des Phararons 昨年は、エジプト学の始祖、シャンポリオンのヒエログリフ解読200周年を記念し、フランスでエジプト展が続いたが、本展はエジプト政府の後援のもとで世界10都市を巡回する、全く別の展覧会だ。 会場が美術館で [...]
【特集:パスカル生誕400周年。】〈その 5〉パスカルとジャンセニスム。 2023-08-12 パリから行ける街 0特集記事 パスカルとジャンセニスム 〜 パリのポール・ロワイヤル図書館をたずねて。 パスカルのジャンセニズムへの傾倒は、ポール・ロワイヤル修道院に入った、文学に造詣の深い妹ジャクリーヌの影響が強かったという。この宗派は、人間は生まれつき罪に汚れており、神の恩寵の導きなしには善へ向かい得な [...]
【expo】ヴァンセンヌ城の礼拝堂に「生命の木」 2023-08-07 展覧会パリで遊ぶ 0 Arbre de Vie – Joana Vasconselos ヴァンセンヌ城のゴシック式礼拝堂「サント・シャペル」の真ん中に、パリ生まれのポルトガル人アーティスト、ジョアナ・ヴァスコンセロス(1971-)が高さ13メートルの巨大な「生命の木」を設置した。パッチ [...]
【コンサート】ヴィオラ・ダ・ガンバの第一人者、ジョルディ・サヴァールのユートピアを聴く。 2023-08-05 コンサート 0パリ12区 ヴィオラ・ダ・ガンバの第一人者がジョルディ・サヴァール。1991年に公開された映画『Tous les matins du monde』の音楽を担当し、『Les folies d’Espagne』などマラン・マレのヴィオラ・ダ・ガンバ曲がブームになった。すぐれた指揮者 [...]
【Design】フィリップ・スタルク展。パリからパリへ、スタルクと空想科学の運河を航海する。 2023-08-04 展覧会 0 PHILIPPE STARCK – Paris est pataphysique パリ生まれ、パリ育ちのデザイナー、フィリップ・スタルクの50年のキャリアを通して見たパリを紹介する展覧会が、現在カルナヴァレ美術館で開催されている。 パリの観光名所のひとつ、グレヴァ [...]
【特集:パスカル生誕400周年。】〈その 4〉ピュイ・ド・ドームで大気圧実験。 2023-08-03 パリから行ける街 0特集記事 ピュイ・ド・ドームなどで、大気圧を証明する実験。 ・・・・・ 【特集:ブレーズ・パスカル生誕400周年 クレルモンへパスカルを訪ねて。】5回にわたって掲載します。 〈その1〉パスカルの精神的故郷、クレルモン。記念イヤーイベント。〈その2〉〜人間は考える葦である〜『パンセ』とは?〈 [...]
【特集:パスカル生誕400周年】〈その3〉パスカルの発明:元祖・計算機と、公共交通。 2023-08-02 パリから行ける街 0特集記事 元祖・計算機!「パスカリーヌ」。 パスカリーヌは、パスカルが19歳から3年かけて開発し、1645年に完成させた真鍮と黒檀製の機械式計算機。 歯車の動きで足し算の繰り上がりと引き算の繰り下がりが自動的にできる。機械によって5桁から10桁の計算が可能。クレルモンのアンリ・ルコック博 [...]
PR【シネマ】『やまぶき』(仏題:YAMABUKI) フランス公開。 2023-08-01 [PR]パリで遊ぶ舞台・映画 0映画読者プレゼント 陽の当たらない場所に咲く「山吹」から着想、資本主義と家父長制社会に潜む悲劇と、その果てにある希望。 かつて韓国の乗馬競技のホープだったチャンスは、父親の会社の倒産で多額の負債を背負った。岡山県真庭市に流れ着き、今はヴェトナム人労働者たちとともに採石場で働いている。 一方で、刑事 [...]