【読者プレゼント】「百花 (N’oublie pas les fleurs)」、3月1日フランス公開に。 2023-03-01 舞台・映画 0 「人間は記憶でできている。 どうしようもない些末な記憶ですら、それらは複雑にその人に根ざし、その人を形成している。」 認知症になり記憶を失ってゆく母親と、もうじき子どもが生まれ父親になろうという息子。ふたりの断絶と和解を描きながら「記憶」とは何なのかを問う、川村元気監督の『百 [...]
『Retour à Séoul ソウルに帰る』 韓国の国際養子縁組から生まれたドラマ。 2023-02-04 舞台・映画 0 朝鮮戦争が終わった1953年以降、外国で養子となった韓国の子供の数は約20万人。フランスはその受け入れ先のひとつ。映画界もその影響が見られる。ウーニー・ルコント監督は養子だった体験を基に『冬の小鳥』(2009年)などの秀作を発表。2014年~16年まで文化相を務めたフルール・ペ [...]
名誉ゲストはケン・ローチ監督!バンリューから映画と社会を考える映画祭。 2023-01-30 イベント情報舞台・映画 0 23e Journées cinématographiques/ Regards Satellites2 / 2(木)〜 2 / 11(土) サン・ドニというバンリュー(郊外)から、映画と社会を考える。そんな骨太映画祭「Journées cinématographiques」も [...]
「Retour à Seoul」韓国の海外養子縁組から生まれたドラマ。 2023-01-28 パリで遊ぶ舞台・映画 0 「ソウルに帰る」 朝鮮戦争が終わった1953年以降、外国で養子となった韓国の子供の数は約20万人。フランスはその受け入れ先のひとつ。映画界にもその影響が見られる。ルーニー・ルコント監督は、養子だった体験を基に『冬の小鳥』(2009年)などの秀作を発表。2014年~16年まで文化 [...]
「被災地の人に見せても恥ずかしくない映画を」 ー『浅田家!』監督(ほか)インタビュー。 2023-01-23 インタビューパリで遊ぶ舞台・映画 0 ある時は消防士、またある時はレーサー、極道、バンドマン……。そんな家族総動員のコスプレ風写真集「浅田家」から生まれた話題の映画が、いよいよフランスで劇場公開へ。前半はそんな異色の家族写真の撮影の数々、後半は写真家の主人公が東日本大震災後に写真洗浄と返却ボランティアに参加する様子 [...]
シネマ:「Nos soleils」農民の受難、家族のひと夏。 2023-01-16 パリで遊ぶ舞台・映画 0 フランスでは近年、農民の受難を描く映画(『Petit Paysan』(2017年)、『Au nom de la terre』(2019年))が注目を集めた。そして2022年はお隣の国スペインから、立て続けに同テーマの秀作が誕生。東京国際映画祭最高賞を受賞したロドリゴ・ [...]
〈Fenêtre sur le Japon 日本への窓〉『山谷 ─ やられたらやりかえせ』上映。 2022-12-29 パリで遊ぶ舞台・映画 0パリ1区 一般映画館で上映されることが稀な日本のドキュメンタリーをフランスで紹介する〈Fenêtre sur le Japon 日本への窓〉。 主宰者の日本映画研究者ディミトリ・イアンニ氏と社会学者ニコラ・ピネ氏のふたりが、2023年も新年早々レアな作品をフォーロム・デ・アールで上映しま [...]
『Vivre(生きる)』見かけ以上に”クロサワ”しているが。 2022-12-27 舞台・映画 0 VIVRE (生きる LIVING) 1950年代前半、ロンドンの公務員ウィリアムズが主人公。熱意も失い単調な日々を過ごす男が、余命宣告を受け生きる意味を見つめ直す。この筋書きにピンとくる映画ファンも多いはず。そう、本作の元ネタは黒澤明の『生きる』 (195 [...]
俳優ジェラール・フィリップ生誕100年、シネマテークでレトロスペクティブ 。 2022-12-11 パリで遊ぶ舞台・映画 0パリ13区 戦後から1950年代の約15年間、トップ俳優として銀幕と舞台を駆け抜けた花咲ける貴公子ジェラール・フィリップ。「フランス初の国際的スター」とも称される彼は、1922年12月4日に南仏カンヌで誕生した。 つまり、2022年は生誕100年!フランスでは様々な形の生誕イベントが開催さ [...]
第16回 KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭 2022-12-02 イベント情報パリで遊ぶ舞台・映画 0 日本の今を浮かび上がらせる映画たち。特集は想田和弘監督。 日本映画を照らし出す “金の太陽”、「KINOTAYO (キノタヨ) 現代日本映画祭」が、今年もパリで開催へ。会場は日本文化会館、期間は12月6日から17日迄となっている。 今年のコンペティション部門はジャンルも様々。 [...]