第72回カンヌ映画祭だより④ 初!ミニ託児所と、今年のカンヌ特製バッグ 2019-05-23 イベント 0映画 カンヌ映画祭で今年初めて登場したもの、それはミニ託児場です。その名も「Ballon Rouge」。1956年の短編パルムドールを受賞した、アルベール・ラモリス監督の『赤い風船』にちなんでいます。国や自治体がブースを出すインターナショナル・ヴィレッジ(国際村)内にありました。託児場 [...]
日仏女性劇団セラフ演じる三島由紀夫『近代能楽集』 2019-05-22 舞台・映画 0 « 5 contes modernes de Nô » d’après Mishima 5月23(木)、24(金)、25(土) 「能楽はたえず私の文学に底流してきた」という三島由紀夫が、1956年から1968年にかけて書いた『近代能楽集』。能の謡曲のテーマを保ちながら、シチュエ [...]
ロンジオーネの演技に惹きつけられる。 『Une part d’ombre/影の部分』 2019-05-21 舞台・映画 0 ベルギーに贔屓(ひいき)にしている俳優がいる。イケメンでもなんでもない中年男優のファブリツィオ・ロンジオーネ。ダルデンヌ兄弟作品の常連なので顔を見れば、あっ彼のことかと分かる人もいるかもしれない。彼が主演する『Une part d’ombre / 影の部分』は、サミュエル・ティル [...]
Génération en Révolution フランス革命時代のデッサン 2019-05-20 イベント情報パリで遊ぶ展覧会 0 仏革命時に30代だった画家たちは、王政の消滅と社会の変化によって、描くテーマ、買い手の見つけ方など、全てを見直す必要に迫られた。 ジャック=ルイ・ダヴィッドの愛弟子のフランソワ=グザビエ [...]
第72回カンヌ映画祭だより③ “聖なる怪物”アラン・ドロンの名誉パルムドール受賞 2019-05-20 イベント 0映画 連日雨が降り、寒い日々が続きます。朝、ネットで気温を見たら、パリよりもカンヌの方が低くて驚きました。さて、5月19日の日曜日、カンヌは“アラン・ドロンの日”でした。彼のキャリアの功績を讃える “名誉パルムドール” が授与されるからです。 [...]
第72回カンヌ映画祭だより② 東映と三池監督はアウトローの味方です。 2019-05-18 イベント 0映画 5月17日、監督週間『初恋』の公式上映。ベッキーの怪演もお見事。 昨年のカンヌは是枝裕和監督の『万引き家族』が最高賞のパルムドールを獲得、つまり日本が頂点に立ちました。しかし、今年は公式招待作品の中に邦画が一本も選ばれないという、まさに手のひら返し(?)の扱いを受けています [...]
第72回カンヌ映画祭だより① 2019-05-16 イベント 0映画 第72回となるカンヌ映画祭が幕開けました。今回も昨年に引き続き、期間中、何度か現地のミニレポートをお届けできたらと思います。 カンヌと言えば、スターが着飾って歩くレッドカーペットの印象が強いでしょうか。そのため「毎年似たようなことをやってる」という思う人も多いかもしれません。しか [...]
モードの革命児・ディオールの感性を育んだ、ノルマンディーの家。 2019-05-16 展覧会イベント情報パリで遊ぶパリから行ける街 0散策 Musée Christian Dior – Granville パリから真西に340km行くと、ノルマンディーの港町グランヴィルに着く。駅から浜辺の遊歩道まで歩いて、そこの岸壁に造られた小径を登ると、イギリス海峡を一望できる高い丘に出る。丘の上にひろがる庭の中央に、 [...]
LOVE, REN HANG 2019-05-16 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 5月26日(日)まで 2017年に29歳の若さで自殺した中国の写真家レン・ハン。寺山修司と荒木経惟が好きだったという彼は、友人たちをモデルに、植物や動物との意外な組み合わせでヌードを撮った。構成要素の一部としての体はエロティックでもセクシーでもなく、不思議な軽さがある。 [...]
欧州ミュージアムの晩・Nuit européenne des musées 2019-05-16 イベント 0夜のパリ 5月18日(土) フランスの1800のミュージアムが夕方から夜中まで無料で見学できたり、映写会、スペクタクルなどを開催(例外的に有料)。自分の町での催しを公式サイトでチェックして出かけよう。 パリ7区にあるユネスコ本部は美術館ではないが、この晩は一般公開するので、ガイド付きで館 [...]