【expo】「個」が強い光を放つ、イランのアール・ブリュット展。 2025-03-06 展覧会 0 Art Brut d’Iran アール・ブリュットのグループ展はいくつも見てきたが、これほど各作家の作風と個性の違いが印象に残った展覧会はなかった。テヘランに300軒あるギャラリーの中で、唯一アール・ブリュット専門の「アウトサイダー・イン」のオーナー、モルテザー・ザーヘディさん [...]
ポンピドゥ・センター内近現代美術館の常設コレクション見納めの4日間。 2025-03-01 展覧会 0 Musée en Fête ポンピドゥ・センター内の近現代美術館(4-5F)常設展が3/7-10の4日間入場無料(11h-21h)。DJ、パフォーマンス、提灯やアクセサリー作り、共同絵画制作などのアトリエも (要予約のものも)。同センターが9/22から5年間の改修工事に向けて [...]
【展覧会】ファイバーアートのパイオニア、オルガ・デ・アマラル展 。 2025-02-19 展覧会 0パリ14区 Olga de Amaral 現代のテキスタイルアート作家では、在仏米国人のシェイラ・ヒックスが有名だが、ヒックスと並ぶ大物が、カルティエ現代美術財団で個展を開催中のオルガ・デ・アマラル(1932-)だ。コロンビア人で活動拠点はコロンビア。そのためか、フランスでは一般にはほと [...]
【expo】ジュディット・レーグル、飛翔 デッサンと絵画(1954-2012) 2025-02-14 展覧会 3 Judit Reigl, l’Envol Dessins et Peintures(1954-2012) 2019年のアンナ=エヴァ・ベルイマン展に続き、力量があるのに不当に知名度が低い女性アーティストを紹介する第2弾としてカーン美術館が主催したのが、ハン [...]
【expo】ラファエロの筆使いを追体験「Expérience Raphaël」展。 2025-02-05 展覧会 0 リール美術館には、リール出身の画家でコレクターだったジャン=バティスト・ウィカール(1762-1834)が市に寄贈した、ルネサンス美術の巨匠ラファエロ(ラファエロ・サンティ 1483-1520)のデッサンが37点ある。光に弱いことから、滅多に展示されてこなかったが、本展で始めて [...]
原子の時代 歴史の試練に挑んだアーティストたち。 2025-01-20 展覧会 0 L’Age atomique, les artistes à l’épreuve de l’histoire ウクライナ戦争でロシアが核を使うと威嚇し、中東ではイスラエルがイランの核施設を攻撃して緊張が高まっている今、見ておきたい展覧会だが、もどかしさも感じた。会場はほぼ時系列 [...]
冬のコートダジュール 美術館めぐり。〈その3〉サン・ポール・ド・ヴァンス、ムアン・サルトゥへ。 2025-01-17 展覧会パリから行ける街 0特集記事 ★あわせてお読みください。冬のコートダジュール美術館めぐり。〈その1〉ビオット、ヴァンス〈その2〉ムージャン、ヴァロリス フランス私立美術館のさきがけ 近代美術史と共に歩むマーグ財団。 Saint-Paul de Vence / Fondation Maeghtサン・ポール・ド・ [...]
冬のコートダジュール 美術館めぐり。〈その2〉ムージャン、ヴァロリス。 2025-01-13 展覧会パリから行ける街 0特集記事 ★あわせてお読みください。冬のコートダジュール美術館めぐり。〈その1〉ビオット、ヴァンス〈その3〉サン・ポール・ド・ヴァンス、ムアン・サルトゥ Mougins / FAMM(Femmes Artistes du Musée de Mougins): 世界でも稀! 女性芸術家の美術 [...]
冬のコートダジュール美術館めぐり。〈その1〉ビオット、ヴァンス 2025-01-07 展覧会パリから行ける街 3特集記事南仏 パリのリヨン駅を出たころは小雨だったのが、TGVがカンヌに近づくにつれ車内もあたたかくなってきた。ふと気がつけば窓の外は青空。サン・ラファエルあたりになると、赤い岩と海の風景がひろがった。カンヌの駅を出ると半袖で歩いている人たちもいて、南フランスに来たことを実感します。 今回 [...]
【シネマ・展覧会】シャンタル・アケルマンの、現代アート作家としての仕事も振り返る「Chantal Akerman Travelling」展 2024-12-29 展覧会舞台・映画 0 シャンタル・アケルマン「Chantal Akerman Travelling」展 シャンタル・アケルマン(1950 – 2015)がこの世を去り、2025年で早くも10年。この間、代表作『ジャンヌ・ディエルマン、ブリュッセル1080、コメルス河畔通り』(1975年)が、2022 [...]