【シネマ】母親たちが動き、子どもの健康を守った。『サイレント・フォールアウト』上映会。 2025-06-11 パリで遊ぶ舞台・映画 0 6月13日(金)18h30-。 1950年代、米国内で行われた大気圏での核実験は100回に及ぶ(地下は828回)。北米大陸全域が放射能で汚染され、ミルクを飲んだ子どもたちが被曝。歯が抜ける子どもの健康を心配した女性たちが立ち上がり、土壌汚染と被曝の影響を子どもたちの抜けた歯を集 [...]
Festival “Un petit air du Japon” 日本に関するドキュメンタリー映画フェスティバル 2025-06-09 舞台・映画 0 6月12日(木)〜 17日(火) 「アン・プチテール・デュ・ジャポン」はモンパルナスの映画館を会場に開催される日本のドキュメンタリー映画祭。3年目の今年はキノタヨ現代日本映画祭と協力したプログラム編成でキノタヨが上映した作品を含む10作品を6日間にわたって上映。『94歳のゲイ [...]
6月7日(土)夜は「ニュイ・ブランシュ」 2025-06-05 舞台・映画コンサートイベント 0 6月7日(土) パリ市主催、夜、パリと郊外約100ヵ所でアートを楽しむ「ニュイ・ブランシュ」。今年は映画監督ヴァレリー・ドンゼッリ監修とあって映画史に残る女性監督の作品の屋外上映が多い。〈速さと効率ばかりが優先される今、アートという優しい武器でレジスタンス〉をモットーにカタコン [...]
【シネマ】小学生が「死」と向きあう夏。清々しい『夏の庭 The Friends』、6月4日フランス劇場公開。 2025-06-02 パリで遊ぶ舞台・映画 0映画 相米慎二監督(1948-2001)の傑作が、今年もまた一作、フランスで劇場公開となる。2023年『お引越し(仏題 : Déménagement) 』(1993)、2024年『台風クラブ(Typhoon Club』(1985)に続いて、今年は『夏の庭 The Friends ( [...]
クラピッシュ監督初のカンヌ公式作品『La Venue de l’avenir』。 2025-05-22 イベント情報舞台・映画 0映画カンヌ映画祭 1992年に映画監督デビューをし、キャリアは30年をゆうに超えるセドリック・クラピッシュ監督。最新作『La Venue de l’avenir』で、非コンペ部門だが、初めてカンヌ映画祭に公式招待された。 2025年と1895年。二つの時代を並行して語るドラマだ。現 [...]
2025年 カンヌ映画祭だより② 初カンヌの石川慶監督ほか、日本映画百花繚乱の年。 2025-05-16 イベント情報舞台・映画 0カンヌ映画祭 『遠い山なみの光』で初カンヌの石川慶監督 今年のカンヌは、例年以上に日本映画が百花繚乱!コンペ部門の『ルノワール』(早川千絵監督)を筆頭に、「ある視点」部門に『遠い山なみの光』(石川慶監督)。「カンヌ・プレミア」部門に『恋愛裁判』(深田晃司監督)、「ミッドナイト・スクリーニン [...]
【シネマ】『 Partir un jour 』カンヌ映画祭の開幕を飾る、フランスのミュージカル映画。 2025-05-07 舞台・映画 0 今月開幕するカンヌ映画祭は、フランス映画『Partir un jour いつか旅立つ』が開幕作品。5月13日夜には開会セレモニーの中継付きで劇場公開されるので、映画祭気分も味わって鑑賞してほしい。 監督は初長編のアメリー・ボナン。フェミニスト雑誌のアートディレクターとしても活 [...]
第78回カンヌ映画祭ラインナップ発表。早川千絵監督・初コンペ入り!世代交代が進み、巨匠感は薄めに。 2025-04-10 舞台・映画 0カンヌ映画祭 来月のカンヌ国際映画祭(5月13日〜24日)の開催を控え、4月10日にパリのシネコンUGCモンパルナスで公式セレクションの発表会見が開かれた。今年から会場は右岸のシャンゼリゼ通りから、左岸のモンパルナス界隈にお引越し。会見に立ったのは、今年で3年目のコンビとなる元ワーナー・フラ [...]
第5回ランス・ポラー映画祭 黒沢清監督のオマージュ上映と無料の映画レッスン(マスタークラス)も。 2025-03-29 イベント情報舞台・映画 0 大聖堂やシャンパンなどで名高いランスは、パリから北東に150キロ。東駅から電車で約45分の中堅都市だ。ここで2020年に刑事や推理ものなどの犯罪映画を集めた映画祭 Reims Polar (ランス・ポラー)が誕生した。そう聞くとまだ新しく思えるが、ランスの前身として1982年か [...]
【シネマ】闘牛士の孤独が映り込むドキュメンタリー。『Tardes de soledad』 2025-03-27 舞台・映画 0 タイトルはスペイン語で「孤独な午後たち」の意。ヘミングウェイの闘牛に関する書物 『午後の死』から取られたようだ。だが、ガイドブック的で説明の多い文豪の本とは違い、本作は説明を潔いまでに排除。若き闘牛士の一挙一動に肉薄する。 シャツにネクタイ、その上に金の刺繍が施された衣装のア [...]