(2015年掲載)ボリス・ヴィアン生誕100年、モンマルトルの住まい再訪。 2025-12-09 おすすめスポットパリで遊ぶ音楽シャンソン 0 ボリス・ヴィアンが住んだ家に手紙を書いて、招待してもらう。 緑の扉に、〈エンジニア〉〈ミュージシャン〉の表札。詩人、小説家、戯曲家、翻訳家、歌手、ジャズ評論家、トランペット奏者、自動車レーサー…、書ききれないほどの肩書きを持つ、変幻自在の表現者ボリス・ヴィアンの家だ。高鳴る心を [...]
文学賞の秋。ゴンクール賞などの受賞が次々と決まる。 2025-11-11 フランスを知る本 0 10月末から11月初めにかけてフランスでは文学賞の受賞者が次々に発表される。最も権威あるゴンクール賞は11月4日、ロラン・モヴィニエ氏(58)の『La Maison vide(空っぽの家)』に授与された。 モヴィニエ氏は1999年の第1作目の『Loin d’eux』で注目を集 [...]
【CD】ヤスミン・ハマダン “ I remember I forget ” 2025-10-15 音楽 0 Yasmine Hamdan “I remember I forget” 1975年から10年以上続いたレバノン内戦のときに、レバノン人の心をいやしてくれた歌手といえばファイルーズ*。その哀愁を帯びた独特なボーカルがアラブ圏に響いていた。そして今、ベイルート港爆発事故、極度の経 [...]
【美術】「好きなこと」をまっとうした画家ピエレット・ブロックの展覧会。 2025-09-15 アートパリで遊ぶ芸術Non classé 0 「 ピエレット・ブロック (1928-2017) 他の方法による絵画」展Pierette Bloch (1928-2017) – La peinture par d’autres moyens 不揃いな黒い点々が画面に列をなしている。ピエレット・ブロック(1928- [...]
【音楽】73歳の熱唱には、それまでの生きざまがこもったソウルがある。 2025-09-12 音楽 0 Annisete Koppel バカンス中にデンマークのテレビドラマをみていての発見です!40歳過ぎのヒロインがディスコで踊っているシーンで、彼女の耳だけに響いているのはジェームス・ブラウンの名曲『It’s A Man’s Man’s World』。シャウトしているのはJBでは [...]
【CD】ジュスタン・テイラーが弾くショパン『内輪だけのショパン』 2025-07-24 音楽 0 Justin Taylor “Chopin intime” 『Bach & L’Italie』という傑作アルバムでクラヴサンを弾いているのがジュスタン・テイラーだが、その彼がショパンを弾くというのでちょっとびっくり。 ショパンはジョルジュ・サンドと1838年11月から [...]
【CD】モーリス・ラヴェル生誕150年、名盤を聴く。〈ピアノ編〉 2025-05-18 音楽 0 Maurice Ravel, complete works for solo piano モーリス・ラヴェルは、ひとまわり年上のクロード・ドビュッシーと並び、20世紀初めに革新的なピアノ曲を書いた。ラヴェルのピアノのソロのための曲は、10分に満たないものがほとんどで、それぞれ『 [...]
パリ郊外のソウル・シンガー、Ben l’Oncle Soul。 2025-05-11 音楽 0 “Sad Generation” ふだんはクラシックやジャズを聴いているのだが、ときどき無性にソウルミュージックがなつかしくなる。それもマーヴィン・ゲイやビル・ウィザース、ルーサー・ヴァンドロスといった男性バリトン歌手のアルバムを選ぶことが多い。 1カ月ほど前、テレビの番組で [...]
【CD】2023年に発見されたマラン・マレのフルート曲をラザレヴィッチが演奏“Les Voix humaines”。 2025-04-25 音楽 0 Les Musiciens de Saint-Julien “Les Voix humaines” フランスのバロック音楽を代表する作曲家マラン・マレは、ヴィオール (ヴィオラ・ダ・ガンバ)のために数多くの曲を残した。マレの、巨匠サント・コロンブのもとでの修業時代と師の娘との愛 [...]
【CD】モーリス・ラヴェル生誕150年、名盤を聴く。〈バレエ音楽編〉 2025-04-19 音楽 0 モーリス・ラヴェルは、150年前にスペイン国境近くのシブールという港町に生まれた。生誕150年ということで、ラジオやテレビで毎日のように彼の音楽が流れている。そこでオヴニーも、2回にわたってラヴェルの名曲を名演奏で聴いてみよう。 ラヴェルといえば、なにをおいてもクラシック音楽 [...]