クンデラの「帰還」 2003-06-15 本 0 ●Milan Kundera《L’Ignorance 無知》 すでに日本語を含め27カ国語に訳されている本書。その「オリジナル」がようやくフランスで出版された。帰還した。 邦訳の紹介には、歴史・地理的背景、すなわち舞台となるプラハとその地に関連する「亡命」という歴 [...]
(南)が推薦する6月のシャンソン。 2003-06-01 シャンソン 0 ★★★★Entre 2 Caisses 男性4人組アントル・ドゥ・ケースは、シャンソン・プリュス・ビフリュオレの ようにコミックなステージを楽しませるタイプではないが、シンプルな演奏をバックに、またアカペラで優れた歌をじっくり聞かせる質の高いボーカル・グループ。シャンソン・フラ [...]
決定的瞬間。 Henri Cartier-Bresson展 2003-06-01 アート 0 今年95歳、写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンの回顧展がミッテラン国立図書館で開催されている。約250点の写真と、彼が生きた時代とその軌跡を伝える資料が多く展示され、ひとりの人間としての »カルティエ=ブレッソン » が浮かび上がる。 1908年、裕福な繊維工場主の家庭に生 [...]
Quel caviar 2003-05-15 本 0フランス語 今シーズンのサッカーも大詰め。そこで、テレビの実況などで使われる、面白い表現をいくつか紹介してみよう。 敵のディフェンスは « C’est bétonné » (セメントで固められた) » ごとく堅固な布陣だったが、ジダン選手が « Quel caviar, cet [...]
平和賛歌 On n’aime guère que la paix 2003-05-15 本 0 マグナム・フォトの戦争の写真と穏やかで平和な光景を描くナタリー・ノヴィのパステル画、そして戦争を嘆き、平和を謳う詩人たちの言葉。本書はこれらが見事に「織り交ぜ」られた素晴らしい本-アルバム。戦争の写真と平和なパステル画が30編の詩に重なり合わさる。 写真は第一次世界大戦の塹壕 [...]
(南)が推薦する5月のシャンソン。 2003-05-01 シャンソン 0 ★★★★Axel Bauer 仏ポップス・ファンには、アクセル・バウエルのコンサートがお勧め。20年前、 »Cargo de nuit » のプロモーションビデオが人気を呼び、70万枚のレコード売り上げを記録。最近、ザジと歌った《A ma place》 も40万枚のヒット。 1 [...]
夢幻の博物図鑑。Thomas Brummett展 2003-05-01 アート 0 ヨーロッパで初のアメリカ人写真家ト−マス・ブルーメット(1955-)の作品展。 »Desart series »(2002)、 »Rethinking the Natural »(2002)、 »Diatom series »(2003)の三つのシリーズが展示されて [...]
どうして戦争? 2003-04-15 本 0 ●Pourquoi la guerre ? イラク戦争が始まった前日に発行された本書。アメリカについて、イスラム社会について、イラクについて等々、バグダッドに向かって飛び立ったB52の数にまけず多くの本が出版されている中、本書を紹介するのは、これは子供を対象としており、中級程度 [...]
(南)が推薦する4月のシャンソン。 2003-04-01 シャンソン 0 ★★★Richard Bohringer 『ディーバ』など多くの映画に出演し、『フランスの思い出』で87年度セザール主演男優賞を受賞したリシャール・ボーランジェは、12年前の初CD『彷徨』以来、歌う俳優としても人気が定着。今回の公演〈C’est beau une v [...]
世界のざわめきvs読書の静寂。 2003-03-15 本 0 緊迫する一方の世界情勢の中、文芸界の最新の話題として2月末に他界したモーリス・ブランショを取り上げるという選択もあった。話題の新刊本としてLe Mondeの幹部と政財界との繋がりを「暴露」して大きな波紋を投げかけるだけでなく、記録的売り上げを更新している『La Face cac [...]