『肛門交響曲集』 Anal Symphonies 2009-04-30 本 0 またまた640号で取り上げたヴィレム。ごめんなさい。でも好きだからしょうがない。プレゼントにもらったばかりの『肛門交響曲集』は、人間が所有する穴たちの可能性についてつくづく考えさせられる! 快感、時には悪感と共に慣れ親しむ穴たちの話だけに、せりふなしで~す。 表紙は読者にとっ [...]
1911~14年ころの作品が好き。 « Kandinsky, 1866-1944 » 2009-04-30 アート 0 カンディンスキーの作品は何度も見てきたが、この大回顧展を見て、これまで把握していたものがいかに断片的かを痛感した。年代を追って見ていって初めてわかったことが多い。収穫である。ポンピドゥ・センター、ミュンヘンのレンバッハハウス美術館、ニューヨークのグッゲンハイム美術館の共同企画で [...]
★★★ Madame Raymonde 2009-04-01 シャンソン 0 昨年以来、女装歌手マダム・レイモンドの歌がパリのシャンソン愛好家の間で大評判。永い間、街の辻々やピアノバーで現実派歌手のレパートリーを歌っていたが、カトリーヌ・ソヴァージュや元リベラシオン紙のエレーヌ・アゼラ女史らの推薦で本格的に歌うようになった。 テーブルの上のワインをがぶ飲 [...]
Controverses 2009-04-01 本 0 写真は、誕生以来、論争、スキャンダル、裁判のもと。ダニエル・ジラルダン、クリスチャン・パーカーの共著は、「写真の法的、倫理的歴史」という副題付きだが、見てどきっ、読んで考えさせられ、手放せなくなる。 約30万ドルで売買されたというビスマルクの老いもあらわな死に顔、ナチスに絞首刑 [...]
子供のような好奇心、ユーモア。 Alexander Calder « Les annees parisiennes, 1926-1933 » 2009-04-01 アート 0 どこも不況で、暗い顔が多い今の時期、ここに来れば心が晴れ晴れして、愉快な気分になれる。落ち込んでいる人にもおすすめだ。 アメリカのペンシルヴァニア州で、彫刻家の父と画家の母の間に生まれたアレクサンダー・カルダー(1898-1976)は、8歳の時に親から仕事場を与えられ、廃物を [...]
Bande dessinée : Esthetique & filatures 2009-03-02 本 0 今年のアングレームBDフェスティバルでも話題になった1冊。シナリオは自身でも子供向けのエネルギーがほとばしりそうなBDを描いているリザ・マンデル、絵は、ロバート・クラムなどの影響を受けながら今の強い女たちを描いてきたTanxxx(本名はマチルド・アルノー)。 二人が合作したらど [...]
知られざるデ・キリコ。 « Giorgio de Chirico – la fabrique des reves » 2009-03-02 アート 0 ジョルジオ・デ・キリコ(1888-1978)に対する考えを一変させる前代未聞の回顧展である。通常デ・キリコの回顧展は1930年までの作品で終わっているが、ここではあえて全生涯を網羅した。 デ・キリコは1910年代に、形而上的作風でアンドレ・ブルトンを初めとするシュルレアリストた [...]
★★★ Jacques Brel ou l’impossible reve 2009-03-02 シャンソン 0 昨年はジャック・ブレル没後30周年にあたり、フロラン・パニーやローラン・ヴィエルなどが競ってブレルを歌った。それだけではない。このピアノとアコ−デオンをバックに、アンドレ・ネルマンと3人の女歌手(マノン・ランドフスキ、エレーヌ・アルデン、ネリー=アンヌ・ラバ)が演じ [...]
Robert Capa / La collection 2009-01-30 本 0 スペイン市民戦争、日中戦争、第二次世界大戦、インドシナ戦争などに従軍し、生と死のボーダーラインで闘う人間たちを撮り、ヘミングウェイやピカソに気に入られ、イングリッド・バーグマンだけでなく数多くの女たちと愛し愛され、浴びるほど酒を飲み、ニコンを手にしたまま地雷で爆死した写真家とい [...]
身体の傷跡は大地の傷跡…。 « Sophie Ristelhueber » 2009-01-30 アート 0 同じ美術館で同時開催のロバート・フランク展を見に行って出会った、掘り出しものの展覧会だ。 ソフィー・リステルユベールは、1949年パリ生まれ。ソルボンヌで文学を専攻した後ジャーナリストになり、1980年代から写真の仕事を始めた。彼女のテーマのひとつは傷跡だ。それは戦争の傷跡であ [...]