ダンスが主で、視覚芸術が従になっている展覧会だ。 2012-03-03 アート 0 1900年から現代にいたるまでの視覚芸術とダンスの相互の影響を見せる展覧会だが、ダンスが主で、視覚芸術が従になっている。美術に興味がある人には物足りないかもしれないが、ダンスの傑作や伝説的な作品が一挙に見られるので、今月のおすすめとしたい。気に入った作品を全部見ていると、楽に4 [...]
バルバラ没後15周年 2012-03-01 シャンソン 0 今年は、バルバラ没後15周年にあたり、昨年来パリでは、フランス在住の日本人で女優兼ダンサーの毬(まり)和恵ほか、マチュー・ロザス、マリー=エレーヌ・フェリーなどが、それぞれの個性と解釈でバルバラの作品を歌っている。 ナント出身で女優兼歌手のバルバリー・クレスパンもその一人だ。 [...]
C.I.M|伝説の音楽学校 2012-02-08 音楽 0散策 フランスの多くのアーティストがここに出入りしていたジャズ&ポップミュージック18区伝説の音楽学校。明日を夢見る若きミュージシャンたちが現在もたむろするところ。ジュリアンさんも通っていた時期があり、ここの雰囲気が大好き。 [...]
フレンチポップスのシンデレラ 2012-02-02 シャンソン 0 デルフィーヌ・ヴォランジュは、人気歌手のオリヴィア・ルイーズを発掘した名プロデューサー、 ローラン・バランドラによって見出されたフレンチポップスのシンデレラ。ロリ声、コケティッシュ、アンニュイな雰囲気、小洒落たサウンド、日本人がイメージする今日的フレンチポップスの条件をすべて揃 [...]
カルナヴァレ美術館 2011-12-15 アート 0 この美術館の歴史は意外に古く、パリ市所有の美術工芸品を一般公開するために門戸が開放されたのは1880年のこと。そして16世紀に建てられたカルナヴァレ館に加えて、1980年代末に隣りのル・ペルチエ・ド・サン=ファルゴー館にまで展示スペースが広げられ、現在では100近い展示室を持つ [...]
バルバラへの情念を爆発 2011-12-03 シャンソン 0 パリ在住の舞台女優兼ダンサーの毬(まり)和恵による孤高の歌手バルバラへの追悼〈De Tokyo à Barbara〉は、仏シャンソン界に変革の嵐を生み出した。今回の公演では、ピアノの弾き語りや伴奏でバルバラの作品を歌うという固定概念をみごとに覆し、バルバ [...]
『日本脱出記』 読み始めたらやめられない大杉栄パリ滞在記。 2011-11-08 本 0 1976年かな、パリに住み始めたボクは、たまたま読んだ大杉栄の『日本脱出記』にとっつかまってしまった。そこには、無政府主義による革命を固く信じながらも、奔放で、自由な精神を第一とし、人生、女、子供をこよなく愛した男の息吹きがある。 1922年11月20日、東京にいる大杉に、フラン [...]
ヴァレリー・バリエの新作 2011-11-05 シャンソン 0 ギターを弾きながら自作を歌うヴァレリー・バリエの新作CDは、バルバラ、アズナヴール、ラマの伴奏を務めたアレンジャー兼アコーデオン奏者セルジオ・トマシとのコラボレーションで、大がかりな編成のぜいたくなアルバム。母親は60年代の人気女性グループ〈レ・パリジェンヌ〉の一人で、父親のリ [...]
マオリの人たちの 強い意思と文化への誇り。 “Maori” 2011-11-01 アート 0 Hinemoa Awatere portant un taiaha lors du Hikoi (marche de protestation traditionnelle) contre la nationalisation des plages et fonds marins [...]
ブリュッセル:エルジェとチャンの友情物語 2011-10-26 本 0こども向け 今回はブリュッセル特集。そこでタンタンとチャン、というかタンタンを生み出したエルジェとチャンの物語。1934年、エルジェはブリュッセルの美術学校に留学中の中国人チャンと出会う。どちらも27歳だった。チャンの話を聞きながら、『Lotus bleu 青い蓮』の構想がふくらんでゆく。 [...]