Miquel Barceló. Sol y sombra 2016-06-17 アート 0 現代スペイン美術界の大物、ミケル・バルセロ(1957-)の大掛かりな個展が、2カ所で同時開催されている。絵画、デッサン、彫刻、版画、陶芸と、多方面に才能を開花させたマルチアーティストだ。日本では本が出たが、本格的な展覧会はまだなので、美術に興味がある人にはぜひお勧めしたい。 [...]
Sainkho Namtchylak « Like A Bird Or Spirit, Not A Face » 2016-06-09 音楽 0 10年ほど前、「Banlieues Bleues 」フェスティバルでサインホ・ナムチラクを聴いて「一体これは何なんだ!」と度肝を抜かれた。うめき声、鳥のさえずり、舌打ちのリズム、モンゴルのホーミー(喉歌)…が、舞台に不思議な空間を作り、ベースのウィリアム・パーカー、打楽器のハミ [...]
L’art et l’enfant 2016-06-02 アート 0 着眼点の面白さで見せる展覧会である。「子どもと美術」とは誰もが考えそうな企画しやすいテーマだが、意外にこの種の展覧会は少ない。本展はテーマの安易性に陥らず、子どもに対する見方が歴史的にどう変わってきたかを美術作品を通して見せており、美術以外にも得るところが多い。歴史学者がコミッシ [...]
Yehudi Menuhin « The Complete American Victor Recordings » 2016-05-23 音楽 0 ユーディ・メニューイン生誕100年記念のCD6枚組で、1928年から1951年までの演奏が収められている。一番の聴きものは、1945年録音のブルックのヴァイオリン協奏曲。これだけ情熱が昇華している演奏は他にない。モノラルだが、ストラディヴァリウスの響きが美しい。49年録音で初C [...]
レ・ヴィキング - ズーク以前のグアドループ島の音楽。 2016-05-18 音楽 0 20世紀の話。それまでFNACに行けばあらゆるレコードが手に入ると思っていたが、そこに置かれていないものが、バルベスやピガールやシャトー・ルージュで売られていることを知ったのは80年代後半のことだった。マグレブ(カセット)、アフリカ、アンティルの音楽は、その出身者たちの間だけで大 [...]
CERAMIX 2016-05-17 アート 0 ロダン以降、現代までの西洋とアジアの陶芸を見せる展覧会を、パリとセーヴルの2ヵ所で同時開催している。パリ会場のメゾン・ルージュは思い切った見せ方で知られる展覧会場で、今回も刺激的だ。一見保守的な、夜会服を着た女性の上半身にキッチュな刺青があったり、壁を這い上がるゴキブリの群れが一 [...]
Ten Years After 2016-05-13 音楽 0 60年代半ばから、英国には素晴らしいギタリストが続出する。ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジョン・メイオール、そしてアルヴィン・リー。彼が率いるテン・イヤーズ・アフターは、1969年のウッドストックで『I’m Going Home』を演奏し、ア [...]
Le Douanier Rousseau – L’innocence archaique 2016-05-06 アート 0 上手い画家は、生前成功しても死後忘れ去られることが多い。それとは逆に、どう見ても上手いとは言えない画家が、コツコツやっているうちに時代の流れと合致して大物になることがある。「ドゥワニエ(税関吏)・ルソー」こと、アンリ・ルソー (1844-1910)はまさにその一人だ。正規の美術教 [...]
Arno “Human Incognito” 2016-05-02 音楽 0 先週、ブリュッセルにアルノーを聴きに出かけた。多発テロの犠牲者追悼のメッセージや花で覆われた証券取引所と目と鼻の先にある会場は満員でエネルギーにあふれる。 新しいアルバム『Human Incognito』からの曲で始まった。バンドが若返り、ギターはうなり、ドラムスは強靭なリズム [...]
ノルマンディーと、印象派。 2016-05-02 アート 0特集記事 4月16日から 《第3回ノルマンディー印象派フェスティバル》が始まっている。印象派発祥の地ノルマンディー地方の各地で、9月までさまざまな文化イべントが開催される。 1858年、ル・アーヴルの町で画家を志していた17歳のクロード・モネは、この町で画材店を営む外光派の画家ウジェーヌ [...]