“Incroyables comestibles” ビオの野菜を皆に。 2016-08-10 社会ラボ 0連載コラム 誰でも無料でビオの野菜が食べられる、と言えば、夢だといわれるかもしれない。しかし、イギリスの人口1万5千人の町、トドモーデンで2008年に始まったのが、まさにその運動 「Incredible Edible 信じられない食物」 だ。創始者のひとり、パム・ワーハーストさんは、町中 [...]
Design for peace 2016-06-03 社会ラボ 0連載コラム フランスのNPOが、アフリカの難民の自立を支援するため、難民の職人芸とフランスの若手デザイナーの才能を融合させてデザイン性の高いシックな製品を作るプロジェクト「デザイン・フォー・ピース」を展開している。2012年のマリ北部紛争で隣国のブルキナファソに避難した人々は約2万5千人。 [...]
Hors Pistes – L’art de la révolte 2016-05-04 社会ラボ 0連載コラム 社会、経済、政治のシステムに反旗を翻す世界中の市民運動をインスタレーション、ビデオアート、映画、写真で見せる「展覧会+パフォーマンス+映画+参加型図書館」のイベントがポンピドゥ・センターで始まった。3月末からパリのレピュブリック広場で続いている、市民の自主集会 “N [...]
Fashionhandi “Fashion for all” 身体障害者のファッションショー。 2016-03-03 社会ラボ 0連載コラム 体に障害がある人のためのファッションショーが1月16日、パリで行われた。日本では行われたことがあるが、フランスでは聞いたことがなかった。 主催者は、ブログ「ファッションアンディFashionhandi」のブロガー、サンドリーヌ・シロンさんだ。へその紐が首に巻きついた [...]
Mouvement Colibris 一人ひとりから世界が変わる。 2015-12-13 社会ラボ 0連載コラム 有機農家で作家のピエール・ラビ (1938-)を、エコロジーの世界では知らない人はいない。アルデッシュでゼロから農業を始めたラビが経験から紡ぎ出した言葉はシンプルでわかりやすく、多くの人から敬愛されている。その彼が発案し、2007年に若者たちが始めたのがコリブリ運動だ。ラビがよく [...]
自由業者のオールタナティブな働き方Coopaname。 2015-10-01 社会ラボ 0連載コラム フランスでフリーランスというと、URSSAFに加入する自由業者profession libéraleか、個人事業主auto entrepreneurになるしかなかったが、コーパナームは、組合員が給与所得者の身分でフリーランスとして働ける道を提案する、2004年に設立された組合形 [...]
社会ラボ:誰もがアクセスできる テクノロジー La Paillasse。 2015-07-31 社会ラボ 0連載コラム ラ・パイヤスの共同設立者の一人、 マルク・フルニエさん。 パリ2区、サンティエの問屋街にあるアソシエーション「ラ・パイヤス La Paillasse」は、誰もが無料で最新のテクノロジーに触れられる場を提供している。4年前に、生物学者など8人の科学者が共同で設立した。その一人、マ [...]
社会ラボ:シチリアの農業協同組合から 農産物を直送する 「コルト」。 2015-06-03 社会ラボ 0連載コラム アソシエーション 「コルトCORTO」は、シチリアの農家とフランスの消費者をつなぐ団体だ。11月から翌年6月にかけて年に5、 6回、かんきつ類を中心とした農産物を共同購入している。コルトはイタリア語で 「短い」という意味。流通業者を介さない産地直送を意味する。マージンを取らず売 [...]
モントルイユ発地域通貨「ラ・ペッシュ」 2015-04-03 社会ラボ 0連載コラム ラ・ペッシュの紙幣 社会ラボ 公式の通貨と並行して、一定地域内で流通する「地域通貨」 。日本では紙幣の形をしていない交換形態も地域通貨と呼んでいるようだが、フランスでは紙幣の形をしたものが地域通貨だ。2014年6月、イル・ド・フランス地域圏初の地域通貨がモントルイユで生まれた。「 [...]