アラブ文化研究所で「パレスチナに美術館を」展 2018-04-04 社会ラボ 0連載コラム 「Pour un musée en Palestine」展 パレスチナには国立美術館がない。国立近代・現代美術館を作るためにアーティストたちに寄贈を呼びかけ、集まった作品を展示したのがこの展覧会だ。 発端は12年前にユネスコで行ったパレスチナとの連帯を表明した現代美術展で、回 [...]
農薬ゼロ、100パーセント有機 2018-03-11 社会ラボ 0連載コラム Zéro Phyto 100% Bio ギヨーム・ボダンさんは、1月31日から全仏公開されているドキュメンタリー映画 「農薬ゼロ、100パーセント有機」の監督・製作者・配給者だ。有機ワインを作る農業者だったが、農業をテーマにしたドキュメンタリー作家に転身した。映画技術は独学で、本 [...]
アートで差別のない社会をめざすMémoire de l’Avenir 2018-02-05 社会ラボ 0連載コラム Mémoire de l’Avenir 「メモワール・ド・ラヴニール」協会の会長、マルガリット・ベリエットさんは造形作家。特定のカテゴリーの人たちに対するステレオタイプなイメージや差別を、アートを通してなくすことをめざして協会を設立した。 「違う人」「違う文化」との共存をテーマ [...]
Des Clics De Conscience署名運動が政治を動かす 2017-11-11 社会ラボ 0連載コラム インターネットで署名をする機会が多くなった。でも、本当に効果があるのかと考える人は多い。その疑問にポシティブな答えを出したのが、自分たちの7カ月間の活動をドキュメンタリー映画 「Des Clics De Conscience (意識の切り替え) 」にしたジョナタン・アティアス [...]
修復でバカンスを過ごす 2017-07-06 社会ラボ 0連載コラム バカンスの時期、どうせ出かけるなら社会の役に立つことをしながら過ごしたい、と思っている人に勧めたいのが、NPO「Rempartランパール」の活動だ。文化・自然遺産修復を活動とする170のフランスのアソシエーションの連合体で、昨年創立50周年を迎えた。年中、どこかの修復現場にボラ [...]
Utopia 56 – 難民を自宅に迎える – 2017-06-14 社会ラボ 0連載コラム 「ユートピア56」は、フランスにいる難民を支援するNPOだ。5月3日から、成人の難民と、児童社会福祉扶助局(ASE)に保護されていない子どもの難民を家庭に受け入れる「市民泊」の連絡網作りを呼びかけている。施設に入れない多くのエチオピア、マリ、スーダン、ソマリア、アフガニスタンから [...]
ダンスを通して難民の自立を支援 2017-05-13 社会ラボ 0連載コラム ジェルヴァンヌ・ルリドンさんは、文化でアフリカの人々を人道的に支援する財団「アフリカンアーティスト・フォー・ディベロップメント」の運営者だ。子どもの頃、コートジボワールに住んだことがある。2009年に夫のマティアスさんと財団を設立した。活動のひとつに、難民キャンプで行うダンスのワ [...]
シャルリー・エブド事件の悲しみを超えて。「ティヌス賞」創設。 2017-02-08 社会ラボ 0連載コラム パリ郊外のモントルイユ市が、シャルリー・エブド襲撃事件で亡くなった風刺画家、ティヌスにちなみ、「ティヌス賞」を創設した。ティヌス(本名ベルナール・ヴェルラック)はモントルイユの住民で、地元の中高校生対象にデッサンのワークショップを行うなど、市の文化活動に積極的に参加していた。「事 [...]
モンサント国際法廷開催! 2016-10-02 社会ラボ 0連載コラム 10月12-16日、オランダのハーグで、市民団体やNGOが中心になって、モンサント国際法廷が開催される。罪状は人権侵害、人類への犯罪、環境破壊だ。ハーグの国際法廷のやり方に従って国際的に知名度がある5人の裁判官が判決を下す。 モンサント社はアメリカに本社を置く1901年創立の多国 [...]
家庭でエネルギー消費節約に挑戦! 2016-09-04 社会ラボ 0連載コラム パリ市の公的団体「パリ気候事務所」は、毎年パリ市民を対象に「家族でエネルギー削減に挑戦Défi Familles à Energie Positive」を行っている。 2008年にオート・サヴォワ県から始まった動きで、フランス全土に広まった。2015-16年度は全仏で7500人が [...]