〈連載:ふつわ〉(コンフィでつくる)鴨なんばん。 2024-01-08 肉料理 0 鴨なんばんというと、ソバがふつうかもしれないが、ぼくは、少しコクのあるダシにして、うどんにする方が好きだ。鴨の肉は、胸肉を買ってきて、いためたり焼いたりしてから薄切りにしてのせればいいのだけれど、フランスならではの食材、数時間煮込まれてすっかり柔らかくなっている鴨のもも肉の脂漬 [...]
〈連載:ふつわ〉イカ、セロリ、赤ピーマンの和えもの 2023-12-18 魚料理 0 小イカを4人分として500グラム買ってくる。冷水で洗ってから下準備する(コラム参照)。鍋にたっぷり水をとり、塩適量を加え、中火にかけ、沸騰してきたら、イカの胴と足と耳を入れる。大きく混ぜ合わせながら10ほど数えたらすぐにとり出す。ゆですぎると固くなってしまう。イカを一度に入れる [...]
はじめてみよう、フランス料理!⑲スパイスは入れすぎない。 2023-12-14 野菜料理魚料理特選レシピ集肉料理フランスで暮らす 0はじめてみよう!フランス料理 フランスで栽培されているスパイス(香辛料)はマスタード(コラム参照)とエスプレット産の唐辛子くらいだから、スパイスの数も限られているし、使い方もおとなしい。レストランでフランス風子羊肉のカレー煮をとったとする。まずカレーの量が少ないし、その辛さを生クリームでやわらげたりしている [...]
エビ入りジャンバラヤを味わって、ルイジアナに思いをはせる。 2023-12-09 魚料理 0 Jambalaya aux crevettes メキシコ湾でとれるエビをつかったルイジアナ州のケイジャン(クレオール)料理が、ジャンバラヤ。手間数はかかるけれど、失敗なしのレシピです。 米(タイの香米やカマルグ地方の粒の長い米)をといでパソワールにあけ、しっかりと水気を切る。 [...]
はじめてみよう、フランス料理!⑱ 夕食はスープにしよう。 2023-11-17 野菜料理魚料理特選レシピ集肉料理フランスで暮らす 0はじめてみよう!フランス料理 フランス人は昼ごはんをたっぷりとることもあって、夕食は野菜のスープですますことが多い。消化にいいし、ビタミンAやB、ミネラル分や繊維質にも富んでいるし、ぼくも、とくに寒くなってくるとついついスープをつくってしまう。 野菜を柔らかく煮てミキサーにかける ジャガイモと長ネギだけで [...]
〈連載:ふつわ〉子羊肉の焼き肉、韓国風 2023-11-11 肉料理 0 子羊肉のグリルをこの欄で紹介したことがあるけれど、今回は韓国風のタレに漬けてから焼くことにした。 子羊肉はもも肉がいい。3、4枚、厚めの輪切りにしてもらう(4人分で合わせて800g)。包丁をよくといで、骨が入っていたら切りはずし、まわりの薄い皮をはがし、できるだけ薄く、大き [...]
軽く焼き上げられたシューにカスタードクリーム、みんなの目が細くなる。 2023-11-05 デザート 0 Choux à la crème pâtissière 友人夫婦が小学生の男の子と食べに来るというので、シュークリームを作ったら、大好評だった。シューを焼くなんてむずかしそうという声がきこえてきそうだが、二、三のコツを守れば、誰にだってできてしまうのです。 シューの中に入れる [...]
はじめてみよう、フランス料理!⑰ 付け合わせが料理を生かす。 2023-10-18 野菜料理特選レシピ集魚料理フランスで暮らす肉料理 0はじめてみよう!フランス料理 フランス人は、今晩のメインは牛肉の南仏風煮込みにしよう、あるいは鶏のロースト、あるいはサケのグリルにしようなどと決めると、付け合わせ accompagnement をなににしようかと頭をひねり、買いものリストを作る。というのも、付け合わせは、メインの食材のうまさを引き立てる、脇 [...]
鶏のレバーをポルトー酒風味にし、臓物苦手の人に食べてもらいたい。 2023-10-05 肉料理 0 Foie de volaille au porto 物価高がつづいていて、とりわけ食材の値上がり具合は驚くほどだ。そんな中にあって、鶏のレバーはキロ8ユーロ前後と庶民の味方。レバーは鮮度が大切なので、食べるその日に肉屋(できたら鳥肉屋volailler)に出かけ、こんもりとして [...]
〈連載:ふつわ〉ジロール茸のサラダと吸い物 2023-10-02 野菜料理 0 秋になって最初に八百屋の店頭を飾るキノコがジロール茸。明るいオレンジ色が美しい。どんな料理に使うにせよ、少々手間のかかる下準備。石づきをとってから、刷毛を水にちょっとつけつつ、キノコの表面についている枯れ葉などをサッサッサと掃除する。小さいものはそのまま、大きいものはいくつかに [...]